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クボタ、ブドウ農園における農薬使用量削減などめざしフランスのChouetteと事業化に向けた検討へ

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 クボタは、フランスのスタートアップ企業Chouetteとブドウ農園における農薬使用量の削減や軽労化などのソリューション提供に向けた共同実証を進めており、事業化に向けた販売や顧客サポートなどの具体的な検討を2024年から開始する。

Chouetteのセンサを車体にとりつけ走行している様子
Chouetteのセンサを車体にとりつけ走行している様子

 両社は、ブドウ農園の画像データからAIを用いて病害や生育不良を検知し、適切な農薬散布の箇所・量を示したマップを作成するChouetteの技術と、クボタのトラクタやスプレイヤー(農薬噴霧機)を連動させることにより、農薬使用量の削減に加え、生育状況確認の軽労化などを実現するソリューションの共同開発を進めてきたという。

 複数のブドウ農園での実証実験で一定の効果が認められたことから、ドイツで開催される農業機械展示イベント「AGRITECHNICA」などに出展。今後は、欧州におけるクボタの農機ディーラーとも連携し、販売面や顧客サポート面の課題抽出などを行い、数年後の事業化を目指していくとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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