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2015年 未公開ベンチャー企業資金調達の状況(2015年総括)レポート発表

株式会社ジャパンベンチャーリサーチ

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2015年 未公開ベンチャー企業資金調達の状況(2015年総括)
総調達額1,532億円は2006年を上回る規模に回復
1社あたりの資金調達額は10,540万円で過去最大規模


株式会社ジャパンベンチャーリサーチ(本社:港区、代表取締役:北村彰、以下「JVR」)は、JVRが保有する資本政策データベースをもとに、2015年の未公開ベンチャー企業の資金調達状況を調査し、レポートを作成しましたのでお知らせいたします。

2007年以降下降線をたどっていた未公開企業の資金調達額は、2013年ようやく増加に転じ、2014年は 1,000 億円を超え、2015年はさらにそれを上回る1,532億円となった。これは活況であった2006年の1,464億円を超える規模である。

一方で、2015年に資金調達を行った社数は、金額が判明しているもので410社(2014年596社)、金額が判明していないものを含めると809社(2014年991社)であり、前年と比較すると資金調達額は増加しているものの社数は約20~30%減少している。
また、1 社あたりの資金調達額(中央値)は、2015年は10,540万円となり、2014年5,580万円の1.9倍であった。この規模は、2008~2013 年の1,790~3,450万円と比べてかなり大型化しており、2006年の中央値4,800万円を超えて過去最大である。

2007年の新興市場上場企業において相次いで発生した不祥事やライブドア事件、さらに、2008年のリーマンショックが追い打ちをかけ、2009年以降は長く低迷の時期であったが、2015年は資金調達額、および、1社あたりの資金調達額(中央値)ともに、2006年の規模を上回る水準に回復した。

この背景には、従来は400億円程度であったファンド組成が2013年は2,000億円を超え、2013年後半から資金調達金額の大型化が顕著になったことが影響している。また、2011~2012年に多く生まれたシードアクセラレータにより支援を受けた多くのモバイル/SNS/インターネットモデルのシードが大規模調達を成功させる規模に成長していることも一因である。

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■ 本件に関するお問い合わせ
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