■連載:「スケール・ディーパー」とは何か
-
「スケール・ディーパー」こそ、日本のこれからを明るくするアントレプレナーである
日本は「スケール・ディーパー」のパラダイスになる! 人口減少、高齢化、空き家問題――日本は「課題先進国」と呼ばれ、先行きにネガティブなイメージを持つ人々が増えています。一方、課題を事業機会に変えることで成長を遂げる企業や人も、実は続々と誕生しています。特に、日本の端っこ(エッジ)に追いやられがちなローカル(地方)では、課題が山積みであるからこそ、むしろ世界のどこよりも早く難関な課題を解決でき、世界のエッジ(最先端)なイノベーションが生まれる可能性があります。 成長する彼らに共通するキー...
-
みつばち鈴木先生が語る、目の前の人を幸せにする「デザインの本質」と「スケール・ディーパー」の共通点
連載『「スケール・ディーパー」とは何か』では、運用会社でアナリストとして働く栗岡大介氏が課題解決の為に事業をおこしても経済規模(スケール)が拡大しないと思われる事象を掘り下げ、解決し事業を拡大・成長する人々である「スケール・ディーパー」と対話し、日本のこれからの可能性を探っていきます。 対談の一人目にお迎えするのは、立正大学経済学部特任教授の鈴木輝隆氏。日本のローカルとクリエイターをつなぎ、数々の地域ブランディングを成功に導いてきている鈴木先生は、“みつばち先生”との愛称で親しまれています...
-
クリエイティブとは「時間をかけて育てること」――時間軸を変えるスケール・ディーパーの思考とは?
スケール・ディープ対談の一人目にお迎えするのは、立正大学経済学部特任教授の鈴木輝隆氏。ローカルとクリエイターをつなぎ、数々の地域ブランディングを成功に導いてきている鈴木先生は、“みつばち先生”との愛称で親しまれています。“みつばち”としての鈴木先生の長年の活動について、栗岡氏が「スケール・ディーパー」という切り口から尋ねました。 前編では、鈴木先生がみつばち先生と呼ばれる所以から、地域の人とクリエイターをつなぐ受粉活動などをお聞きました。後編である本稿では、「スタイルを持つことの重要性」「...
-
一橋大学大学院アメージャン先生が社外取締役として感じた、日本の大企業における「Who Are We」の欠落とは?
連載『「スケール・ディーパー」とは何か』では、運用会社でアナリストとして働く栗岡大介氏が、日本各地でスケール・ディープする人々「スケール・ディーパー」と対話し、日本のこれからの可能性を探っていきます。 今回お迎えしたのは、一橋大学大学院経営管理研究科教授のクリスティーナ・アメージャン氏。大学で教鞭を取る傍ら、日本取引所グループ、三菱重工業、住友電気工業など大企業の社外取締役も務め、コーポレート・ガバナンスの現場に精通しています。アメージャン先生は専門である組織社会学の観点から「スケール・デ...
-
ダイバーシティ経営とは日本人が元来持つ個人の多様性の復活──「誰を幸せにしたいか」という企業の目的
今回お迎えしたのは、一橋大学大学院経営管理研究科教授のクリスティーナ・アメージャン氏。大学で教鞭を取る傍ら、日本取引所グループ、三菱重工業、住友電気工業など大企業の社外取締役も務め、コーポレート・ガバナンスの現場に精通しています。アメージャン、先生は専門である組織社会学の観点から「スケール・ディーパー」の存在をどう捉えているのでしょうか。前編では、日本の大企業において社外取締役として活躍するアメージャン氏が感じた日本企業の課題をお伺いしました。 後編は、前編でアメージャン氏に語っていただい...
-
なぜ課題だらけの「小売・サービス業」の変革に挑むのか?ナレッジ・マーチャントワークス染谷さんに聞く
連載『「スケール・ディーパー」とは何か』では、運用会社でアナリストとして働く栗岡大介氏が、日本各地でスケール・ディープする人々「スケール・ディーパー」と対話し、日本のこれからの可能性を探っていきます。 今回お迎えしたのは、栗岡氏が「小売・サービス業のスケール・ディーパー」と呼ぶナレッジ・マーチャントワークス株式会社代表取締役の染谷剛史氏。2017年に起業し、サービス業活性化に特化したコンサルティングサービスを提供しています。染谷氏が起業に至った背景、彼が起こそうとしている小売・サービス業の...
-
“ITと愛嬌”の融合が業界を変革する──テクノロジーは働く人も幸せにする“ハイタッチ”を生み出す
今回お迎えしたのは、栗岡氏が「小売・サービス業界のスケール・ディーパー」と呼ぶナレッジ・マーチャントワークス株式会社代表取締役の染谷剛史氏。2017年に起業し、サービス業活性化に特化したコンサルティングサービスを提供しています。染谷氏が起業に至った背景と小売サービス業界で巻き起こす革命とは? 内容を前後編に分けてご紹介します。