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大林組ら、ニュージーランド・フィジーにおけるグリーン水素の利活用などに関する実証事業を開始

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 大林組は、ニュージーランド(以下、NZ)の大林グループHalcyon Power(以下、ハルシオンパワー)およびフィジー共和国(以下、フィジー)のエネルギー供給事業者Fiji Gas (以下、フィジーガス)と共同で、NZおよびフィジーにおけるグリーン水素の製造・輸送・利活用に関する実証事業を開始する。

 同実証事業は、環境省が公募した「令和4年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(二国間クレジット制度資金支援事業のうち水素製造・利活用第三国連携事業)」として採択されたもの。ハルシオンパワーがNZのタウポに保有する水素製造プラントで地熱発電由来の電気によりグリーン水素を製造し、その水素をオークランド港からフィジーのラウトカ港まで海上輸送するという。その水素を使い、フィジーガスのLPG貯蔵施設に据え付けられた水素とディーゼルの混焼発電機で発電し、同施設内電力として利活用するとしている。

 大林組は、実証事業の代表事業者としてプロジェクト全体の統括やフィジーでの現地調査、グリーン水素の海上輸送、フィジーガスの水素混焼発電機導入のサポートなどを行う。一方、共同事業者のハルシオンパワーはグリーン水素の製造と供給(タウポ・オークランド間の陸送)を、フィジーガスは実証期間中の混焼発電機の運転・維持管理を行うという。

実証のイメージ<br/>[画像クリックで拡大表示]
実証のイメージ
[画像クリックで拡大表示]

 大林組は今後、国内外でのグリーン水素のサプライチェーン構築を推進することで、カーボンニュートラル社会の実現に貢献していくとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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