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ふくおかFGと沖縄銀行がFinTech事業「iBank」で提携協議開始

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 ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)傘下のiBankマーケティングと沖縄銀行は、沖縄銀行が構築するオープンAPIを活用して、iBank社が運営するスマートフォン専用アプリ「Wallet+(ウォレットプラス)」の導入、および金融サービスプラットフォーム「iBank」事業への参画に向けた協議を開始することに基本合意したと発表した。(TOP:iBankと沖縄銀行のAPI連携によるサービス活用のイメージ)

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 スマートフォン専用アプリ「Wallet+」は、昨年7月に福岡銀行の口座を利用している顧客向けにサービス提供を開始し、今秋には、FFGのグループ銀行である熊本銀行および親和銀行向けにもサービス提供を開始する予定だという。

 提携金融機関の口座を登録することで、口座残高や収支の明細が手軽に確認でき、アプリ内で貯蓄専用の口座を開設して貯蓄ができる金融機能をはじめ、お金にまつわる情報コンテンツの配信やパートナー企業から提供されるクーポンの提供といった、金融と非金融、日常と非日常をシームレスに繋ぐ新しいマネーサービスとして、これまでに23万ダウンロードの実績があるという。

今回の提携では、iBank社が運営するスマートフォン専用アプリ「Wallet+」を沖縄銀行の口座保有者(個人)にも利用できるように、サービスの導入に向けた検討を進めると共に、iBank社のさまざまなマーケティングソューションを活用して、各種金融サービスの利用促進や地域のパートナー企業(法人)への送客機能等を提供することで、地域経済の活性化に資するローカルエコシステムの構築を協同で目指していくとしている。

 なお、この取組みはオープンAPIを活用したFinTechサービスの連携として、国内金融機関としては、初めての生体認証を活用した本格的な更新系APIによる貯蓄専用口座の開設や口座間の資金移動およびローンの借入・返済を可能にするものであり、沖縄銀行のオープンAPIを活用した金融サービス提供の第1号案件であるとともに、iBank社にとってもFFGグループ外の金融機関へのサービス提供は初めてとなる。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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