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凸版印刷、ヤマハ、NTT東日本ら、同時通訳自動化の実現に向けて研究開発コンソーシアム設立

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 凸版印刷、情報通信研究機構、マインドワード、インターグループ、ヤマハ、フェアリーデバイセズ6団体に、社会実証を担当する団体として東日本電信電話(NTT東日本)、ソースネクスト、KDDIテクノロジーの3団体を加えた合計9団体は「総務省委託・多言語翻訳技術高度化推進コンソーシアム」を設立した。

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 このコンソーシアムは、総務省の「グローバルコミュニケーション計画2025」の推進のため、既に実用化されている「逐次通訳」の技術を「同時通訳」の技術にまで高度化し、ビジネス等の場面での利活用を可能にすることを目指す。

 現在の音声翻訳技術は、発話者が一区切りの発話を完了したところで発話を停止し、一区切りの文章を通訳する「逐次通訳」の段階。これに対して「同時通訳」は、話者の発話が終了する前から通訳者が発話の一部を訳出することを繰り返すものを指す。

 このコンソーシアムでは、AIによる「同時通訳」技術の研究開発を行い、社会実装に向けた実証と改良を推進する。

 コンソーシアムの活動内容は、

  1. 「自動同時通訳基盤技術」の研究開発
  2. 「自動同時通訳システム技術」の研究開発
  3. 「自動同時通訳システム」の社会実装

の研究開発、社会実装を進めていくもの。

 この事業によって創出した自動翻訳の技術とシステムにより、国内外の多種多様なシーンでの「同時通訳」ニーズに応え、社会経済活動において「言葉の壁」を感じさせない環境を創出することにより、企業の労働生産性の向上や「働き方改革」の推進、利用者利便の一層の増進に寄与するとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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