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事業開発の意思決定を突破するアプローチ

事業アイデアの全体像を可視化し、向き合うべき問いを導く「バリューデザインシンタックス」とは?

第3回

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「具体性」と「一般性」の双方から課題を捉え、確信と確証を生み出す

 このように、課題の捉え方は大きく4つの象限に分かれます。「確実に困っている」という確信と、「その課題と向き合うことはビジネスとしてサイズとポテンシャルが見込める」という確証を両立させるためには、自身が捉えている課題がどの領域に位置するのかを認識し、「なぜその課題は起きているのか」「例えばどういう課題なのか(エピソード)」「つまりどういう課題なのか(一般性)」という3つの問いをもって、課題を構造的に捉えることが重要です。

 思考の流れも顧客と同様、様々なパターンがあります。世の中の大きな課題トレンドを理解し、その要因を深掘りしてサイズ的な確証を得た上で、生活者の声を聞きリアリティを高め、確信を生み出していくパターンもあるでしょう。また、一人の生活者の生々しい課題エピソードから確信を得た上で、一般性を高め調査を通じて確証を得ていくパターンもあります。4象限の中でどこを起点とするかは、人の得意不得意やきっかけによって変わりますが、いずれにせよ本質的な領域で「具体性」と「一般性」の双方から課題を捉えることが重要なのです。

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堀 雅彦(ホリ マサヒコ)

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