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大阪ガス、シェルとCCSバリューチェーン構築に向け連携 2023年5月より事業性評価を実施

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 大阪ガスは、Shell Singapore(以下、シェル)と、国内の工場などの二酸化炭素(CO2)排出源からCO2を回収し、海外の貯留地にCCS(Carbon dioxide Capture and Storage)することを目指した、CCSバリューチェーン構築に関する共同検討を開始するための契約を締結した。

 両社は、2022年6月より脱炭素社会実現に向けた共同検討を開始しており、CO2回収・利用・貯留(CCUS)についても共同検討に向けた協議を進めてきたという。

 同検討では、CO2を排出する工場などに関する大阪ガスのネットワークや知見と、CO2液化輸送やCCSに関するシェルのネットワークや知見を組み合わせることにより、産業界の脱炭素化につながる効率的なCCSバリューチェーン構築の実現可能性を検証するとしている。

 具体的には、CO2の排出削減に課題を抱える国内の鉄鋼・セメント・化学産業の工場などのCO2排出源から回収したCO2を集約・液化した後、アジア太平洋地域の貯留地まで船舶輸送し、地中に圧入・貯留することを想定したCCSバリューチェーン全体の事業性評価を2023年5月から実施すると述べている。

同事業の概要
  • 「Daigasグループ エネルギートランジション2030」で新たに示した「CO2バリューチェーンの構築に関する取り組みのうち、CCSバリューチェーン構築に関する検討
  • CO2の排出削減に課題を抱える国内の鉄鋼・セメント・化学産業の工場などのCO2排出源から回収したCO2を集約・液化した後、アジア太平洋地域の貯留地まで船舶輸送し、地中に圧入・貯留することを想定

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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