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【出張版】M&A Online

「M&Aからベンチャーへのスイッチ投資」で成功するKDDI

M&AアーカイブスVol.2 KDDI<9433>

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 「M&Aをもっと身近に」をキャッチコピーとする専門メディア「M&A Online」の協力により、記事転載(再編集)にて、M&Aの注目トピックを紹介する本コーナー。  第2回目の記事は、M&A Online連載「M&Aアーカイブス」から、KDDIのM&Aを紹介する。M&Aを中心にした2000年代と、それ移行のベンチャー投資期を概観する。大企業は得てして新たな取り組みを行うことを不得意と言われるが、イノベーションが求められる新規事業をM&Aによって補完する動きは、近年のトレンドとなっている。その最たる例がKDDIである。そのM&A戦略とは?

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M&Aを繰り返し、現事業体制を確立

 KDDI<9433>は、2000年代の現体制を整えるまでのM&A期と、それ以降のベンチャー投資期に分けて捉えることができる。

 もともと、同社は、00年に第二電電(DDI)、ケイディディ (KDD) 、日本移動通信 (IDO) がDDIを存続会社として合併して発足し、02年に現社名へ変更をした企業である。当時、DDIは京セラ、KDDおよびIDOはトヨタ自動車と資本関係があったため、合併は、3社の主な株主であった京セラとトヨタ自動車の包括的な事業提携により実現したものであった。

 さらに、01年には、JASDAQに上場をしていた沖縄セルラー電話を除く、旧・DDIセルラー系携帯電話会社、05年にはツーカー各社を、06年には、業務提携相手の東京電力子会社である電力系通信事業者パワードコムを吸収合併して今日に至っている。

 では、このようなM&A期以降、KDDIはどのような戦略をとってきたのか。

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2012年以降は30社に対し投資、出資先は次々上場へ

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M&A Online編集部(エムアンドエーオンラインヘンシュウブ)

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