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AnyPayが割り勘アプリ「paymo」発表、700万DL目指し「中国のWeChatのような存在に」

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オンライン決済サービスを提供するAnyPay株式会社が、割り勘アプリ「paymo(ペイモ)」をサービスリリースした。 1年で700万ダウンロードを目指し、コミュニケーション型個人間支払いを楽しくおこなえるツールとして普及させていくという。(TOP写真 左より:AnyPay株式会社 取締役 日向諒氏/代表取締役社長 木村新司氏)

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個人での決済は日本は遅れている

今回の製品発表では、AnyPayの代表取締役社長の木村新司氏が、割り勘決済をおこなうスマホアプリ「paymo」(ペイモ)の開発背景と、個人間決済の国内の市場動向を語った。
木村氏は、ドリームインキュベータに始まり、シリウステクノロジーズを経てアトランティスを2011年にグリーに売却、2012年にグノシーを創業するなどの実績を持つ。

木村社長によれば、日本のキャッシュレス決済比率はまだまだ低いという。電子決済を阻む背景は、ATMの普及率が高いこと、ネットバンキングやデビットカードの普及の低さがあるという。決済事業に参入した理由についてこう述べる。

4年前にグノシーを始める前は電車でも紙の新聞を読む人はまだまだ多かった。4年で世の中が変わったように決済の世界も今後大きく変化する。アメリカにはPayPalやvenmoがあり、中国ではAlipayやWeChat Payがあるのに、日本ではクレジットカードでしか決済できないのでまだまだ不便。この不便さを解消していきたい。

コミュニケーション型決済をめざすpaymo

同社はこれまで、ECサイトを持たない小規模な事業者にも簡単にクレジットカードを導入できる、決済プラットフォームとして「AnyPay」を展開してきた。今回リリースした「paymo」は個人間の「割り勘」を、コミュニケーションをおこないながら出来るためのアプリケーションだ。
従来のAnyPayとpaymoでは共通のIDを持て、残高の共有も可能だ。中国ではWeChat Payが急速に成長したが、paymoは同じような立ち位置をなのだという。

paymoのアプリをダウンロードすれば、 請求された相手の銀行口座を知らなくても、 メッセージやスタンプなどを添えてクレジットカードで簡単に支払いができる。
支払われたお金は、 そのままpaymo内で利用可能で、 自分の銀行口座へ振込することもできる。

第一フェーズでめざすターゲットは、クレジットカードを持つ20代から30代のライトなコミュニケーションをおこなう世代。第二フェーズでは10代と40〜50代。リリース1年以内で700万ダウンロードをめざす。(木村社長)

700万ダウンロードが可能な理由としては、仲間同士の割り勘によるバイラル性があるからだという。

paymoの特徴

・割り勘が楽しくなる「コミュニケーション機能」
請求、 支払いの際にコメントやスタンプを利用して、気まずい支払いも楽しくやりとりすることができる。

・誰でも簡単に利用できる
アプリをダウンロードすれば、 本人確認なしで誰でも簡単に利用が可能。アカウントに残高があれば、 30秒で友達と割り勘ができる。

・手数料は無料
「paymo」内で行われる決済は全て手数料無料。

また送金や決済に伴う支払い相互の身元確認が必要なく、レシートをあげるだけで良いことも簡単に支払いが出来る理由だという。

個人間の送金ではなく、割り勘に特化していることが特長。まずはたくさんのユーザーに使ってもらうために手数料は無料にしている。将来的には様々なビジネスモデルに発展させていけると考えている。(木村社長)

また、リリースを記念して、友達を招待すると招待した人へ300円ポイント分のpaymoポイントをする招待キャンペーンを実施する。paymoポイントは、 1P=1円分としてアプリ内の支払いに割り当てることが可能だ。

paymo請求イメージ
請求までの利用イメージ
paymo支払イメージ
支払いまでの利用イメージ
paymo

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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