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テクサー、凸版印刷、京都高度技術研究所、LPWA ZETA通信インフラを活用したIoT実証実験を発表

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 テクサー、凸版印刷、京都高度技術研究所は、2018年10月1日から2019年3月31日まで、LPWA ZETAを活用したIoTインフラ整備の実証実験を行うと発表した。京都市中央卸売市場において、施設内の温度管理、廃棄物の投棄対策、作業車両の動線監視のためのソリューションの検証に取り組むという。

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 テクサー、凸版印刷、京都高度技術研究所は、LPWAN(低消費電力広域ネットワーク)規格のひとつであるZETA(ゼタ)を活用したIoTインフラ整備に関する京都スマートシティ化実証事業の連携・協力について協定書を今年7月に締結している。

 今回、ZETAを活用したIoT導入実証実験の第一弾として、京都市中央卸売市場において、施設内の温度管理、廃棄物の投棄対策、作業車両の動線監視のためのソリューションの検証に取り組むという。

実証実験の概要

  • 名称:京都市中央卸売市場でのIoT導入実証実験
  • 場所:京都市中央卸売市場:京都市下京区朱雀分木町80
  • 期間:2018年10月 1日(月)~2019年3月31日(日)(予定)

内容

1.施設内の温度管理

 店舗や倉庫など温度を一定に保つ必要がある区域に複数の温度センサーを設置。温度を常時モニタリングするとともに、変化が想定を超える場合の警報などのシステムの有効性を検証。

2.廃棄物の投棄対策

 廃棄物の集積を認めていない場所・時間帯に人感センサー他、複数のセンサー類を設置し、監視。投棄や侵入を検知した場合に、警備員に通報するなどの監視システムの有効性を検証。

3.作業車両の動線監視(移動履歴の分析)

 市場内で使用されている運搬等の作業車両に発信器を取付け、また市場内の複数箇所に受信器を設置して、これらの移動履歴を分析。荷さばき場や車両の待機場などの適性配置を特定。

今後の展開

 三社は、京都市内に整備したZETA通信網を活用し、京都スマートシティー化実証事業を推進し、IoTによる社会課題解決を目指すとしている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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