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働き方のニューノーマルを考える

with/afterコロナ時代に企業が考えるべき“新時代のワークプレイス”

第4回

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在宅勤務が機能する企業とは?

 トークセッション形式で行われた後半パートには、 WeWork メンバーのマーズフラッグ、サーキュレーション、野村総合研究所、ABCash Technologiesの4社が加わり、3つのテーマについて議論した。

 1つ目のテーマは「在宅勤務が機能する企業/機能しない企業とは?」。株式会社マーズフラッグ 取締役 武井 雄二郎氏、株式会社サーキュレーション 九州支社長 久良木 太士氏の2名が独自の見解を述べた。

武井氏:1998年に創業したテック系ベンチャーのマーズフラッグは WeWork 東京スクエアガーデンに本社オフィスを置いています。かねてより導入していたリモートワーク制度は、緊急事態宣言以降により強く奨励するようになりましたが、私は「在宅=パーフェクトな環境ではない」「そうした社員の意見に傾聴すべし」と考えます。在宅=パーフェクトではない、だからこそ会社は『オプション』として豊富な選択肢を用意しておくことが必要です。会社の取り組みのベースとしては、リモートを推奨しつつも、会社に来て働きたい人にはその選択肢を残しておくべきなのです。

久良木氏:様々な企業を見ていて感じるのは、在宅勤務が機能する企業には「トップによるIT理解」「マネジメントライン(評価者が評価できる状態にある)」「業務整理と言語化」「メンバーとの目標すり合わせ」という“4つの条件”があるということです。これらを整理・仕組み化できない企業は、在宅勤務の推進が難しくなっていきます。

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これからも「出社」は必要なのか

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