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ビーブレイクシステムズ高橋氏が語る、プロジェクト型企業・広告会社が抱える独自の“課題”と“解決策”

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企業規模・重視するポイントで選べる3つの導入形態

──MA-EYESにはプロジェクト型企業向けのVバージョン、広告関係業向けのAバージョンという2つのタイプがあるとのことでしたが、どちらの製品でも導入方法には3つあるそうですね。

高橋:一括、SaaS、SaaS+と3つの導入方法があります。

 一括版はオンプレミスのERPシステムで、お客様の管理しているサーバーに当社のMA-EYESのソフトをインストールして社内システムとしてご活用いただく形態です。サーバーライセンス形態をとっているので、初期導入費用と保守料以外はかからず、利用人数を問いません。

 一括版の大きな利点が、カスタマイズできることです。標準機能は豊富に設けており、多くの場合はお客様側で標準機能に合わせてやり方を少し変更していただくことで問題なくご利用いただけます。ただ、特に大企業様の場合、主要事業での根幹となる業務フローは変えたくないとおっしゃることがあります。

 他社のERPパッケージではカスタマイズを一切行えないケースが多く、MA-EYESはカスタマイズ可能でサーバーライセンスで利用できる点、それにもかかわらず費用面でメリットがあるという点を評価していただいています。大企業や上場企業、それらの関連企業の方々にご利用いただいています。

──SaaSにはどのような特徴があるのでしょうか。

高橋:SaaS版はユーザーライセンス方式の導入方法です。たとえば勤怠モジュールが1ユーザーあたり月額300円となっているように、モジュールごとに料金が決まっており、必要なものを選んで人数に応じてお支払いいただいています。SaaS版をご利用いただいているお客様からは「今までエクセルで収支管理・販売管理をしていたためにミスが多かったのが改善された」「機能ごとに別システムを使っていてデータ連携が手間だったのが解消された」といったお声をいただいています。

 SaaS版では一括版のようなカスタマイズはできないのですが、「申請承認を上げる際のルール」や「各種管理項目の名称」「利用する文言」などを変更する必要がある場合は、初期導入時のサポートパックをご用意して対応しています。こちらは従業員規模が50から100名くらいの企業様が手軽にERPを導入する、もう少し規模の大きな企業様で一部の部門が導入するといった場合にご利用いただくことが多いです。経理管理、勤怠管理、販売管理、プロジェクトの原価管理などをすべてMA-EYES上で完結させることができるので、転記ミスや請求書の発行漏れなども減ったとご好評をいただいています。

──SaaS+にはどのような特徴があるのでしょうか。

高橋:SaaS+版は一括版とSaaS版の間にあるニーズに応えることを目的に作られました。SaaS版を検討した結果、自社にあわせてカスタマイズしたいと感じられるお客様が多くいらっしゃいました。ただ、一括版だと初期費用で数千万かかり、カスタマイズして導入するまでに半年から1年程度要します。そこまで大掛かりなカスタマイズを求めているわけではない、初期費用を抑えたいというお客様向けに「カスタマイズできるSaaS」として提供しているのがSaaS+版です。こちらは2~3年で企業規模を大きくしていこうと考えていらっしゃる成長企業様に採用いただいております。SaaS+版は初期費用を抑えつつ固定の月額料金をいただくサービス設計になっているので、たとえば「今は50名で使うが、3年後には300名程度が使うようにしたい」とお考えの企業様にも、将来にわたってコストが計算できるので好評いただいています。

 また、50名程度の規模の企業様はシステム部門をお持ちでない場合も多く、サーバーのメンテナンスから任せたいので、オンプレミスのERPシステムは導入したくなかったというお考えも、SaaS+版をご利用いただく多くの企業様からお聞きしています。

 SaaS+版は、導入開始までの期間も一括版よりも短い3~9ヵ月です。早く自社の業務に即したツールを使いたいとお考えの成長企業様には、この点も便利なのではないでしょうか。

 ERPは基本的にカスタマイズに対応していないベンダーが多いため、独自の経営指標の組み込みや業務フローを大切にしたい企業様によくご採用いただいています。

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関係部門を巻き込んで業務変革を進めていく

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この記事の著者

フェリックス清香(フェリックスサヤカ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社ビーブレイクシステムズ

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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