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オープンイノベーションとCVCの実践者

ポーラ・オルビス小川氏と語る、成長事業投資としてのCVC構築とコーポレートが果たす役割とは?

株式会社ポーラ・オルビスホールディングス 取締役 総合企画・IT・HR・事業開発担当 小川浩二氏

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CVCにおいて「ストラテジック」と「ファイナンス」は両立すべきもの

中垣:CVCには「ストラテジック・リターンかファイナンシャル・リターンか」という議論が付きまといます。要は、CVCは戦略上の成果と金銭的な利益のどちらを追求すべきかという議論です。私としては、そう簡単に分けられるものではないと思うのですが、小川さんはこの点をどのようにお考えですか。

小川:両方必要です。経営陣とコミュニケーションする際にも、両者の必要性を強調しています。例えば、ファイナンシャル・リターンの側面でいえば、CVCによる探索や投資はリスクマネーにほかなりません。しかし、「リスク」にはネガティブなイメージが強いですが、つまりそれは「不確実な状態」のことです。不確実な状態はプラスに転じることも十分にあり得るのだから、ファイナンシャル・リターンを得るためにも、ある程度のリスクマネーは許容してもらえないかと経営陣には伝えています。

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島袋 龍太(シマブクロ リュウタ)

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