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ソニーにおけるデザイン活用

デザイナーが進めたソニーの「環境に配慮したパッケージ」開発──想いも運用も可視化して社内を巻き込む

第2回

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原材料の調達先から最終形まで思想を行き渡らせる

 耐久性などの機能面で課題があることから、すべてのパーツを紙で作るためには、オリジナルの紙素材を開発する必要があることがわかりました。紙製品の多くは成長サイクルの長い植物から作られていますが、自然に及ぼす影響が小さいのは、成長サイクルの短い植物です。輸送による環境負荷を低減するため、ソニーの製造拠点が集まっているアジアでの調達などを対象に、多面的な視点からデスクリサーチを重ね、原材料の候補地を探します。その上で、デザイナー自ら現地を訪れ、どういう環境で、どういう人が関わり、どのように育成されているかについて徹底的に検証を行いました。

 行き着いたのは、中国の竹、タイのさとうきび、市場回収リサイクル紙の3つの原材料を最適な比率でブレンドした紙でした。なぜこれらの原材料を選んだのでしょうか。

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