CFOになった今思う、今までのキャリアで役に立ったこと
手嶋:永見さんは、今までのキャリアで現在の業務に大きく影響があった経験として、どんなものがありましたか。
永見:主に2つの大きな経験が今でも役立っています。特に米カーライル・グループでの経験が大きかったです。1つは「明確に自分のスタンスを示すこと」です。当時、私は下っ端のジュニアパートナーだったんですが、シニアパートナーからジュニアパートナーまで全員が自分の考えを述べさせられていました。そして、投資案件の意思決定は全員が一致することが投資の大原則でした。