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なぜリクルートは事業領域が変わっても、進化しつづけるのか──FP&A体制の変遷とOODA的な業績管理

Board Beyond 2023レポート:株式会社リクルート 事業統括室 室長 三木久生氏

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業績管理にこそ、PDCAではなくOODAが必要な時代

 ここまでリクルートの経営管理システム(マネジメントコントロールシステム)やFP&A体制の概要や変遷を見てきた。三木氏は「FP&A体制は1つの形を決めて回しつづけるというよりは、会社を取り巻く環境や戦略方針の変化に応じて、アップデートしつづけることが重要で、それがリクルートの経営管理の強み」だと述べる。

「前述したように、リクルートではPDCAサイクルを回す中でも現実に即した対応を心がけていますが、予測の精度を向上させるスピードを上げ、タイムリーな人員アロケーションをし、コスト削減や追加投資などを行い、より効果的な収益コントロールが実施できるよう、さらなる業績管理の磨き込みをし、常に向上させていきたいと思っております」

 今後、この「変化への対応」は、より重要性が増してくると予想される。というのも、業績管理に重要なPDCAサイクルだけでは、想定外のことへの反応が難しいからだ。近年は想定外のことが発生するVUCAの時代であるため、三木氏は「PDCAサイクルを回す業績管理に苦労されてる方は、OODAループを前提としたオペレーションを取り入れるのはどうか」と提案する。

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納富 隼平(ノウトミ ジュンペイ)

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