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ビジネスデザイナーに求められる「失敗のデザイン」と「一点突破」。その実践的で泥臭い方法とは?

Business Design Talk Vol.01 ゲスト:QUANTUM井上裕太氏【後編】

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“新規事業は失敗する”を前提に考える、「失敗のデザイン」とは

岩嵜博論氏(以下、敬称略):さきほどの井上さんの話と関連すると思いますが、大企業での新規事業について考える時に、「失敗のデザイン」をどうするかがトピックになると思います。成功は当然望ましいのですが、ある程度の確率で失敗は必ず起きるものです。特に大企業では、何かをする際にうまくいかない場合が最初から想定されていないので、失敗に対して極めて不寛容です。新規事業を作る際には確率論的に失敗が発生することを想定しないといけません。失敗が起きた時の状況をどう考えて、どうアクションをするかを、あらかじめ設定しておくことが大事ではないかと思います。

井上:スタートアップではピボット(方向転換)をよくしますが、大企業ではものすごく大変で、「変更になった理由をロジカルに説明せよ」と言われます。ですから、最初からいわば新規事業開発の「オペレーティングシステム」にピボットを組み込んでおきます。また、一度決定した方針を変更することにすごく抵抗があるので、「これはあくまで一時的な方向性で、検証を重ねて修正していきます」と何度も強調するなど、言葉の選び方にも気をつけています。

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