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エフェクチュエーション×デザイン思考によるアイデア発想──内発的動機と顧客課題を統合する意味とは?

第1回・前編

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欧米でも大企業からはイノベーションが生まれにくい

飯野:『エフェクチュエーション』は、人を動かすためのノウハウ本ではなく学術書であり、多くの経験豊かな起業家の意思決定を分析した結果をまとめたものです。一般的なイメージでは、経験豊富な起業家は「数字に強く、計画的に行い、それを自律的に守れる」「自分を表現する明確な表現方法を持っている」という共通点があると思われがちです。

 でもこの調査によると、実際には経験豊富な起業家は「最初から明確な目標イメージを持っているわけではない」「自分が納得できる、内発的動機のあるものから始めて、徐々に大きな夢や目標に向かって進化していく」という共通点があるようです。起業家の特徴に関しては多くの研究者が議論していますが、私は一般的なイメージと乖離があること自体に価値があると思います。そして、この調査結果を企業のイノベーション支援や教育プログラムに転用できないか、というのが私の取り組みになりました。

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フェリックス清香(フェリックスサヤカ)

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