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明治HDが知財分析から見出した“自社の価値”と新規事業アイデア──「ROESG経営」を支える知財戦略

「PatentSight Summit 2023」レポート

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事業戦略に欠かせない、他社も含めた知財分析

 昨今、機関投資家が企業の社会的な責任を重要視し始めたことがきっかけで、多くの企業が売上や資産など法的に開示が定められた財務情報に加え、企業統治や社会的責任(CSR)、知的財産などの非財務情報をまとめた統合報告書を発表するようになっている。明治HDの統合報告書でも、保有する特許がそれぞれSDGsのどの項目と関連しているかをLexisNexis PatentSightを使用して分析し、下図のように示した。

[画像クリックで拡大表示]

 分析の際には、同じような領域で事業を展開するグローバル企業が保有する特許とSDGsの関係性など、他社の情報も同時に分析した。たとえば、“明治HDらしさ”とも言える健康志向食品について、SDGsの3番「すべての人に健康と福祉を」と関連する特許割合と、保有するすべての特許のうちSDGs項目のいずれかに関連する特許の割合(SDGs関連特許件数)だ。今回は、一般的に競合とされているネスレやダノンとの比較分析を行った。

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フェリックス清香(フェリックスサヤカ)

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