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生成AIによる環境変化を生き残る「組織・個人」とリーダー像とは?Zoomと考える「AI時代の働き方」

「働き方改革サミット 2023 職場における、AIと人のつながりの交差点を考える」

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これからの企業文化・組織・コミュニケーション

 最後のパネルディスカッション「Fireside Chat」では、下垣氏と村瀬氏が「これからの企業文化、組織、コミュニケーションの在り方」をテーマに議論を行った。ナビゲーターは、日経CNBCキャスターの有地 佐哉香氏が務めた。

【左】早稲田大学 商学部准教授 村瀬 俊朗氏【右】ZVC JAPAN株式会社 代表取締役会長 兼 社長下垣 典弘氏
【左】早稲田大学 商学部准教授 村瀬 俊朗氏
【右】ZVC JAPAN株式会社 代表取締役会長 兼 社長 下垣 典弘氏

有地 佐哉香氏(以下、敬称略):最初のテーマは「これからの働き方の変化に伴う課題」についてです。企業と従業員それぞれの立場で、どういった課題が考えられるでしょうか。

村瀬 俊朗氏(以下、敬称略):まず従業員は、ハイブリッドワークなど多様化する働き方や新しいテクノロジーにどう合わせていくか、という課題と向き合うことになります。そして企業目線では、バーチャル空間やハイブリッドな職場においてどうチームワークを作っていくのかを考える機会が増えるでしょう。どんな働き方をすべきで、その働き方の意味は何なのか、という視点も重要になると思います。

下垣 典弘氏(以下、敬称略):多くの企業で働き方が変化しましたが、今後はどうなっていくのか。企業・従業員ともに、変化に適応するレジリエンスが求められます。

 また、リモートワークの浸透によって人がどこからでも働けるようになった結果、いわゆる「コミュニケーションの民主化」が起こり、企業文化にも多様性が生まれました。この多様性の中でレジリエンスの向上が求められている今、Zoomとしては働き方を支えるためにどのようなプラットフォームを企業へ提供すべきなのかを考えているところです。

村瀬:個人の自由度が高まるほど、人と人とのつながりを作りにくくなり、個々のパフォーマンスや創造性が下がっていくという研究結果があります。個人の自由を維持しながら、組織内に人のつながりを作り、深い人間関係を維持していくのは難しいことです。これをどう実現するかが、今後テクノロジーを導入する上で課題となるでしょう。

下垣:コロナ禍が訪れた際、リモートワークの中で「人に会いたい」と感じた方もたくさんいらっしゃるでしょう。個人の自由と、「人に触れていたい」という気持ちのバランスを取ることは大切だと思います。それと同時に、企業からは新しい働き方によってこれまで以上のパフォーマンスを求められるようになっています。これらをどう両立していくかが問われますね。

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テクノロジーと組織・個人がどう向き合っていくべきか

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この記事の著者

金指 歩(カナサシ アユミ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:ZVC JAPAN株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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