SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineセミナーレポート (AD)

ゆめみ本村氏が語る、“非デザイン領域へのデザインの浸透”を目指す「デザイン・イネーブルメント」とは?

株式会社ゆめみ 本村章氏

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

“非デザイン領域へのデザインの浸透”を目指す「デザイン・イネーブルメント」

画像を説明するテキストなくても可
株式会社ゆめみ 執行役員 シニア・サービスデザイナー HCD-Net認定人間中心設計専門家 本村章氏

 デザイン・イネーブルメントは、本村氏が所属するゆめみが提唱する方法論。先に引用したハーバート・サイモンの言葉をもとに「主体が望む、より良い状態を自ら少しずつ作っていくことの繰り返しをできる状態にする」と独自の定義を設けている。

 では、具体的にデザイン・イネーブルメントとは、どのような活動なのか。本村氏は「非デザイン領域へのデザインの浸透」だと述べる。

「デザイン・イネーブルメントでは、デザイナーが専門的に担っていた『スモールデザイン』の領域から、非デザイナー人材が担う『ビッグデザイン』の領域にデザインを浸透させます。これは言い換えると『非デザイナー人材がデザインを活用できる状態になること』ともいえるでしょう。マーケティングやテクノロジーなどの専門的な知見を有している非デザイナー人材が、デザインを活用できるようになることがデザイン・イネーブルメントの目標です」

画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します

 さらに、デザイン・イネーブルメントでは、企業活動のさまざまな状況でデザインを活用できる状態を目指す。具体的には「戦略」「財務」「技術」「人事」「法務」の5つの領域と「プロジェクト」「プロダクト・サービス」「事業」「経営」の4つのシチュエーションで、デザインが活用できる仕組みづくりを行う。例えば、「財務」領域の「プロジェクト」の場面では、「プロジェクト予算の管理と財務報告」にデザインのアプローチを活用できる仕組みや体制を築く。こうした仕組みを組織の隅々に浸透させることで、非デザイン領域にデザインが浸透し、デザイン・イネーブルメントが実現すると本村氏は語った。

画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します

次のページ
デザイン・イネーブルメントに「態度」が求められる理由

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
Biz/Zineセミナーレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

島袋 龍太(シマブクロ リュウタ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社ゆめみ

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング