経済産業省は、東京証券取引所および情報処理推進機構と共同で「DX銘柄2025」「DX注目企業」「DXプラチナ企業2025-2027」を選定。特に優れた取り組みを行ったDXグランプリ2025として、ソフトバンクとSGホールディングスを選定した。

DX銘柄とは、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を選定する取り組み。目標となる企業モデルを広く波及させ、経営者の意識改革を促すとともに、幅広いステークホルダーから評価を受けることで、DXのさらなる促進を図るものだ。
DX調査回答項目(評価項目)
1.経営ビジョン・ビジネスモデルの策定
2.DX戦略の策定
3.DX戦略の推進
3-1.組織づくり
3-2.デジタル人材の育成・確保
3-3.ITシステム・サイバーセキュリティ
4.成果指標の設定・DX戦略の見直し
5.ステークホルダーとの対話
「DX銘柄」として選出されたのは、次の29社(DXグランプリ企業を除く)。

DX銘柄に選定されていない企業の中から、特に企業価値貢献の観点において注目に値する取り組みを推進している企業として「DX注目企業」を19社選出した。

また、傑出した取り組みを継続している「DXプラチナ企業」として、LIXILを選定した。
DXプラチナ企業選定要件
・3年連続でDX銘柄に選定されていること
・過去にDXグランプリに選定されていること
【関連記事】
・経済産業省、「DX銘柄2024」「DX注目企業2024」「DXプラチナ企業2024-2026」を選定
・三菱総研、DX推進状況調査結果の速報版公表 成果出す企業と停滞傾向企業の二極化が顕著に
・サッポロホールディングスが「DX変革推進人財育成プログラム」を開始 日本アイ・ビー・エムが協力