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クロスコとアップアローズ、ビジネスへのVR導入を支援するコンテンツソリューション

VR映像技術のクロスコとUXデザインのアップアローズが協業

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 映像・動画によるビジネスソリューションを提供するクロスコ(東京都港区)と、UX/UIデザインによるソリューションを提供するアップアローズ(東京都港区)は、360°映像技術とUX技術で実現するVR活用ソリューション「VR×UX SUITE」の提供を9月15日に開始した。

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 VRのコンテンツは、標準的なブラウザやスマートフォンを用いたHMDなどで手軽に視聴できるようになっている。VRは、動画の「視聴」より「実際の体験」に近い、直観的な理解につながる情報伝達手段であり、応用分野として注目されるエンターテイメントのみならず、産業やビジネスに用いることのできるツールとしての活用が期待されているという(図1)。

図1:VRの活用分野  

 VRコンテンツにおいて重要なのは、その直観的体験を生み出すVR動画技術と擬似的体験を伝えるインタラクション技術。「VR×UX SUITE」は、映像コンテンツ技術のクロスコとユーザーインタフェース技術のアップアローズがそれぞれの得意分野を組み合わせて提供するソリューションで、VR活用に必要な技術と提供環境を目的に合わせて提案、コーディネイトから制作・開発まで一貫して提供することが可能だという(図2)。

図2:VR×UX SUITEの特徴  

 VRプレゼンテーションパッケージ(基本パッケージ)は、VR映像をユーザーのアクションによりコントロールして体験することのできる、プレゼンテーション用のパッケージで、Oculus Rift等のHMDとKinectやLeap Motion等のセンサーデバイスを用いて体験する。

 360°映像空間を自由に動かして体験、VR空間中のViewPointに触れるアクションから関連した動画を開いて視聴することで、より詳しい情報を提供することのできる仕組みになる。設備、製品、物件、etc、実際の空間や動作などを主観的に体験し、空間・立体的構造と動作を伝えることのできるプレゼンテーションを実現するとしている。

 応用分野として次のような例があげられる。

  • 作業シミュレーション:作業現場の空間的な確認に加えて、操作方法などの詳細を視覚化した事前準備が可能。
  • バーチャル見学:普段は立ち入れない工場等の施設、建築工事中の現場などを紹介・レポーティングすることが可能。

 パッケージとしては、「基本パッケージ」のほか、「VR360°映像オプション」「UXデザインオプション」「CGモデルデータ合成オプション」が用意されている。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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