SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineニュース

NTTデータとJAXA、3次元地図の高精度化に関する共同研究を開始

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

 宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)とNTTデータは、人工衛星に搭載したレーザ高度計を活用した3次元地図の高精度化に関する共同研究を2021年1月から2022年3月にかけて実施する。

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

 この共同研究では、JAXAのレーザ高度計に関する技術とNTTデータの3次元地図に関する技術を掛け合わせて、樹木や植生に覆われた森林域における3次元地図作成の技術課題の解決を図るとともに、防災をはじめとする多様な分野で活用される3次元地図の高精度化に取り組む。

 JAXAは、これまでレーザ高度計を利用した地球観測に関する研究開発を進めてきた。今回の共同研究では、レーザ高度計が取得したデータを用いて地盤面の高さを正確に測定する技術を研究し、3次元地図高精度化への寄与を目指す。また、この成果を、軌道上実証を含む今後のレーザ高度計による地球観測技術の研究に反映する。

 NTTデータは、これまで全世界デジタル3D地図サービス「AW3D」を世界130カ国以上を対象として展開してきた。今回の共同研究では、衛星画像から作成した樹高等を含む地表面の高さモデルおよびレーザ高度計により測定した高さデータを用いて、地盤面の高さモデルを正確に作成する技術を研究する。本研究の成果を用いて、デジタル3D地図サービスにおいて世界のハザードマップ等の高精度化を実現することを目指す。

 JAXAとNTTデータは、今回の3次元地図の高精度化を実現後に、研究成果を反映したさらなる高精度化した新しい衛星センサやデータ解析技術の研究を進めるとともに、都市デジタルツインのスマートシティ分野や森林資源量把握の環境分野等への応用の研究を進める予定だとしている。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
関連リンク
この記事の著者

BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング