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「空・雨・傘」の基礎-定量的なファクト(事実)の見せ方

第3回

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 前回、『資料づくりで使える、やさしい説得論法「空・雨・傘」』を解説しました。今回はその中の「空」(客観的事実)の見せ方について解説します。私は今まで数多くのスライドを見てきましたが、何となく表やグラフを作っている人が非常に多いと感じています。表やグラフでやるべきこと、やるべきでないことの両方を解説します。

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定量的なファクト(事実)の見せ方:3つの定番パターン

 ファクトについては、「定量的なファクト」と「定性的なファクト」に分けることができます。
 定量的なファクトとは文字通り数字で表すことができるものです。多くの場合、表やグラフで表現されます。定性的なファクトとは、発言や出来事など言語的に表現するものや、例えばビジネスモデル図のように図的に表現されることが多いと思います。

 ビジネスは「数字」が極めて重要です。ビジネスは収益をあげることを目的としているため、お金とそれを生み出す要素の数値を表現する機会が多いです。もちろんグラフィックデザインや模式図など、直接的に数値で表現しないケースもありますが、経営的にはビジネスへの意味合いとして、売上や利益にどのように貢献するのかという数値的な表現に変換されていく必要があります。従って、定量的な情報に関する資料をしっかりと作れるようになることは、非常に重要です。

定量的なファクトの見せ方の定番パターン



  1. 様々な指標を同時にかつ正確に表現できる表現方法
    ただし直感的にはわかりにくい

  2. グラフ

    いくつかの指標の大小や変化を直感的に理解できる表現方法
    見せ方を間違うと読みにくくなる

  3. テキスト

    数字と言語を融合した表現が可能情報量は限られる
    内容や書き方によっては「手抜き」と思われることも

 今回は、多くの人にとって利用する機会が多いことを踏まえて、定量的なファクトの表とグラフの表現方法の注意点について解説したいと思います。

 表とグラフ、どちらでも表現できるケースは多々あり、一概にどちらが良いというものはありません。ですが、私の経験上「傾向や規模感」を重視するのであればグラフを、「個々の数値や厳密性」を重視するのであれば表を使うと良いと思います。
 例えば1円の誤差も許されない銀行ではグラフよりも表が使われるでしょうし、株などのデイトレーダーにとって、銘柄の相場情報は表よりもグラフの方が好まれるでしょう。作りやすさや個人の好みではなく、読み手にとって伝えたい内容によって適切な表現方法を選ぶことが重要です。

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この記事の著者

山下 純一(ヤマシタ ジュンイチ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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