スターバックスでは、2016年より日本各地にあるその土地の産業、素材を取り入れた商品を開発し、“その地元の店舗のみ”で販売する「JIMOTO made(ジモト メイド)」シリーズを展開している。商品を通じて地元の文化、産業、暮らす人などを知り、今まで以上に地元に対する愛着や誇りを感じる機会となることを願い、これまで14シリーズを展開してきた。
この「JIMOTO made +」シリーズは、「JIMOTO made」ではぐくまれた、地元愛を醸成しながら日本各地の文化や産業を大切にしたいという思いをさらに発展させ、人と人の情熱のつながりが生み出す力を信じ、「JIMOTO made +」を通じ、商品の背景にある技術、文化のみならず、人と情熱とひたむきさを、ロースタリー 東京から広く伝えることで、日本各地の魅力を感じてもらい、その地域や人、文化を応援する気持ちを未来へとはぐくんでいきたいという思いから、誕生。今回のシリーズでは、津軽、鳥取、甲賀、筑前、阿波の5つの地域で作られた、ロースタリー 東京からインスピレーションを受けデザインされたグラスやマグカップ、藍染のタオルなど全10アイテムが登場するという。
JIMOTO made + 津軽びいどろ 昼桜/夜桜 330ml 各¥4,950
東京の桜の名所“目黒川”。100色の色をもつと言われる青森県の伝統工芸品である“津軽びいどろ“を製造する北洋硝子の職人により、目黒川の昼と夜の満開の桜を表現した。グラス成形の際、機械を使わず硝子を吹く竿と型のみを使用することによって、この形状と薄さを実現。桜の表情のある色合いを、鮮やかな色とグラス表面の手触り感で表現し、存在感のあるグラスに仕上げているという。
JIMOTO made + 鳥取マグ 玄瑞窯 架け橋 296ml ¥6,050
民藝運動が盛んだった鳥取で活躍する、玄瑞窯 芝原信也氏の手により、ロースタリー 東京からインスピレーションを受けたマグカップが誕生。キャスク(コーヒー豆の貯蔵庫)とシンフォニーパイプ(コーヒー豆を店内の各フロアに届けるパイプ)をイメージし、マグ本体にはキャスクの素材感を表現するため鉄釉(てつぐすり)を選び、シンフォニーパイプに見立てた形状のハンドル(取っ手)を付けている。シンフォニーパイプがロースタリー 東京の各フロアをつなぐように、このハンドルが鳥取と中目黒をつなぐ架け橋となるよう想いを込めたという。
JIMOTO made + 甲賀マグ 卯山窯 キャスク 330ml ¥6,050
1200年の歴史をもつとも言われる六古窯の一つである信楽焼。その滋賀県甲賀市信楽に窯をかまえる、卯山窯の職人の手により作られた、土と炎が織りなす温かみのある火色(緋色)が特徴的なマグカップ。ロースタリー 東京の店内中央に位置する巨大なキャスク(コーヒー豆の貯蔵庫)からインスピレーションを受けてデザイン。ハンドメイドでうちつけられた銅製のキャスクを思わせるマグカップは、信楽焼らしい緋色で表現され、またキャスクと同じように、スターバックス リザーブのロゴが施されている。
JIMOTO made + 筑前マグ 翁明窯元 飛び鉋 414ml ¥6,050
福岡県の小石原焼は17世紀に開かれた筑前最初の窯。この土地にある翁明窯元は、素材のもつ温かみを大切に、土と天然の釉薬(ゆうやく)を使用し、心が落ち着く優しい作風が印象的。ロースタリー 東京2階ティバーナフロアからみえる満開の桜が宙を舞う様子と風になびく桜の枝の情景を想い起こさせるマグカップ。小石原焼の特徴である “飛び鉋”の技法と、マグカップ側面に流しかけた白い化粧土(けしょうど)で、情景を表現している。コーヒーの香りを包み込むワイングラスのような形状のマグカップ。
JIMOTO made + 阿波藍染タオル 甕覗(かめのぞき)/薄藍/藍/紺/濃紺 各¥3,850
阿波藍の産地として知られる徳島県上板町を拠点に、古き良き日本の伝統を残しつつ、新しい視点で藍を伝える活動を行っている、Watanabe’sの手による藍染タオル。染料の蒅(すくも)は、タデ藍の栽培から始まり、葉を乾燥し、100日以上発酵させて、約1年をかけて完成。手間を惜しまず丁寧につくられた蒅の、発酵菌という生き物の力で染め上げた、深みと味わいを感じる甕覗/薄藍/藍/紺/濃紺の5色を用意している。日本の色「藍色」の魅力を存分に楽しめるタオル。
- 取扱店舗:スターバックス リザーブ® ロースタリー 東京/スターバックス 公式 オンラインストア
- 販売期間:2021年7月9日(金)~ (※ロースタリー 東京は2021年8月31日(火)まで)なくなり次第終了※販売個数制限について販売初日に限り一人1商品につき1点まで、発売日翌日以降一人1商品につき10点まで購入が可能。