三井住友海上火災保険と京都先端科学大学は、MS&ADインシュアランス グループ ホールディングスと共同で開発したデジタルやEV分野のリカレント教育プログラム「MS&ADデジタルカレッジ from 京都」を、4月から企業・団体・地方自治体向けに提供開始する。
京都先端科学大学とMS&ADインシュアランス グループは、この教育プログラムの提供を通じて、デジタルやEV等の成長分野における新たなビジネスモデルを企画・立案・推進する、専門性の高い人材の育成を支援していくという。
取組の概要
三井住友海上は、DX人材育成コンテンツとして、この教育プログラムを取引先企業などに紹介する。京都先端科学大学は、企業のニーズに応じたカリキュラムを組成し、販売していく。なお、異業種交流によるオープンイノベーションの創出を目的として、他の企業と同時に受講することも可能となる。
主なカリキュラム
デジタル
- データの活用【講義】:解析したデータの活用方法や考え方について具体例を交えて学習する
- ウェアラブル端末【実習】:事前にウェアラブル端末を配布、装着して取得したデータを分析し、端末の特徴や課題、データ関連性を体験する
- サイバーリスク【講義】:サイバー攻撃等のリスクを学習し、課題や対策について講師と議論する
EV
- モビリティイノベーション【講義】:政府の方向性や実証例、課題を学び、講師と議論する
- 電気自動車概要【講義】:電気自動車の構造やモーター、バッテリー等の仕組みを学習する
- ビジネスアイデア【グループワーク】:受講者同士でEVの新たなビジネスアイデアを創造。講義内で発表し、ビジネス企画、立案を体験する