データの洪水に「のみこまれない」ために
私は何度も何度もデータの洪水にのみこまれました。たとえば、雑多なデータを集めすぎて右往左往したり、不必要に色々な切り口で集計しムダに時間を消費したり、自分がやってみたい分析手法にこだわり解釈が難解になったり、色々なことがありました。その結果、時間が足りず十分に分析ができなくなる。分析目的と微妙にずれあたふたする。誰も理解できない分析結果を出し不審がられる。何も良いことはありません。落ち込むだけです。
では、どのようにすればデータの洪水に「のみこまれない」ようになるのでしょうか?次の3つのツールを使うことで避けられます。
- メッセージボード → データ分析の羅針盤
- データツリー → データ分析の海図
- スケジュール → データ分析の予実管理
この3つのツールを使うことで準備品質が高まり、この後のステップでデータ洪水にのみこまれ難くなるのです。しっかり準備をしてからデータ分析の航海に出ましょう。
次のページから、それぞれについて説明していきます。