データ分析の羅針盤・海図・予実管理で高める準備品質

第2回

 適切なアクションにつながらないデータ分析は無価値です。「準備する」「集める」「分析する」「表現する」「伝える」の5つの品質が高いとき、適切なアクションが起こります。今回は、3つのツール「メッセージボード(羅針盤)」「データツリー(海図)」「スケジュール(予実管理)」を使った「準備品質」(ステップ1:準備する)の高め方を説明いたします。

[公開日]

[著] 高橋 威知郎

[タグ] データ・アナリティクス ビジネススキル

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データの洪水に「のみこまれない」ために

 私は何度も何度もデータの洪水にのみこまれました。たとえば、雑多なデータを集めすぎて右往左往したり、不必要に色々な切り口で集計しムダに時間を消費したり、自分がやってみたい分析手法にこだわり解釈が難解になったり、色々なことがありました。その結果、時間が足りず十分に分析ができなくなる。分析目的と微妙にずれあたふたする。誰も理解できない分析結果を出し不審がられる。何も良いことはありません。落ち込むだけです。

 では、どのようにすればデータの洪水に「のみこまれない」ようになるのでしょうか?次の3つのツールを使うことで避けられます。

  • メッセージボード → データ分析の羅針盤
  • データツリー → データ分析の海図
  • スケジュール → データ分析の予実管理

 この3つのツールを使うことで準備品質が高まり、この後のステップでデータ洪水にのみこまれ難くなるのです。しっかり準備をしてからデータ分析の航海に出ましょう。

 次のページから、それぞれについて説明していきます。

データ分析の質を高める5ステップ「STEP1:準備品質を高める」図1:データ分析の質を高める5ステップ「STEP1:準備する」

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