IPconnectは、キャラクター商品化に不可欠な監修業務をAIで支援するSaaS「IP Supervisory Supporter(ISS)」の本格開発を開始した。

IP Supervisory Supporterは、提出されたデザイン(画像/PDFなど)をアップロードするだけで、従来人の目で確認していた項目を自動でチェック・分析する監修支援システム。
<主な機能>
- スタイルガイド・原作・作品の世界観との整合性チェック(色彩・形状・配置など)
- コピーライト表記/テキスト誤りの検出
- レポートの自動生成(多言語対応)
- プロジェクトごとの案件管理・コミュニケーション
- 監修担当者のフィードバックの再学習

IP Supervisory Supporterを導入することで、デザインチェックの作業時間をはじめ、監修業務全体にかかる大幅な時間削減や、チェック漏れ防止といった監修担当者の負担軽減、業務を効率化。そして、商品化までのリードタイムを短縮し、作品の人気や話題性といった最も効果的なタイミングでの展開を可能にする。さらに、担当者が “判断”や“クリエイティブ”に集中できる環境を整え、限られた人的資源を最大限に生かす体制づくりにも寄与するという。

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