データ分析の質を高める5つのステップ
データ分析を活用するための5つのステップです。
- ステップ1:準備する(準備品質)
- ステップ2:集める(データ品質)
- ステップ3:分析する(分析品質)
- ステップ4:表現する(表現品質)
- ステップ5:伝える(デリバリー品質)
データ分析というと「ステップ3:分析する」だけに注目しがちですが、その前後がキッチリしているかどうかで「ステップ3:分析する」が活きてくるかどうかが決まります。
「不思議の負けなし」の格言通り、データ分析の活用で上手くいかないとき、5つの品質のどこかに問題があります。調べてみると同じところの品質が悪いことが多いです。そこがあなたやあなたの組織の「データ分析活用上のボトルネック」です。
もちろん、「不思議の勝ち」の場合もあります。それはアクションする人の能力や気分、タイミングなどに依存します。このような「不思議な勝ち」を「確実な勝ち」に変えるためにも、ボトルネックを探し改善しましょう。ボトルネックには幾つかのパターンがあります。ここでは典型的な3つのパターンについて紹介します。
- 「ステップ3:分析する」に注力しすぎ失敗するパターン
- 「ステップ3:分析する」の前のステップにこだわり身動きできなくなるパターン
- 「ステップ3:分析する」の後のステップを軽視し崩壊するパターン
次のページから、それぞれについて説明していきます。