EY新日本の気候変動・サステナビリティ・サービスチーム(CCaSS)と、EY-Parthenonは、2026年10月15日、企業と投資家向けの支援サービス「Impact to Value(I2V)」の提供開始を発表した。無形資産や非財務インパクトを含む非財務価値と、将来の売上や利益などの財務価値、企業価値との関係を可視化する。サステナビリティインパクトの算定から財務成果への影響分析、成長戦略への反映までを一貫して支援する。

2026年7月にコーポレートガバナンス・コードが改訂された。これを受け、人的資本や知的資本などの無形資産への投資を成長戦略に組み込み、その成果や資本配分の考え方を投資家へ説明する重要性が高まっている。一方で、非財務価値と財務価値・企業価値との関係を定量化することは容易ではない。また、個別の指標を統合し、企業価値につながるストーリーとして示すことが資本市場から求められている。
I2Vは、EY新日本CCaSSのサステナビリティおよびインパクト算定の知見と、EY-Parthenonの企業価値評価・成長戦略の専門性を組み合わせた統合サービスである。企業のパーパスや成長戦略を踏まえ、人的資本、知的財産、ブランド、顧客との関係性、自然資本などの非財務価値が企業価値向上にどう寄与するかを分析する。企業活動が社会・環境に与えるインパクトを金銭価値化し、将来の財務成果や企業価値への還流を評価したうえで、価値創造ストーリーとして可視化する。
これにより、経営資源の配分、事業ポートフォリオの見直し、投資・撤退判断の高度化を支援する。あわせて、企業と投資家が共通の価値軸に基づいて対話できるよう支援するとしている。
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