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The Future of Work(未来の働き方)

未来の働き方に影響を与える「テクノロジー」と「思想」とは?

第1回

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 本連載では、「The Future of Work(未来の働き方)」を「技術革新によって激変する未来の働き方」と定義し、企業の事業開発、経営企画、研究開発、人事など、ミドルクラス層で企画職に就かれる30代から40代の方々に向けてまとめていきます。今回は、「未来の働き方(The Future of Work)」に影響を与える技術革新とは何か、未来学者や経営思想家が既に予測している大きな潮流に関して、わかりやすく解説します。

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The Future of Work(未来の働き方)とは?

 この度、Biz/Zineに寄稿させていただく、grooves(グルーヴス)の池見です。

 当社は、最先端の技術や概念を活用した転職・採用支援サービスを提供する「HR×IT」を意味するHRTech領域において、約4,000社以上にサービスを提供している会社です。本連載では「The Future of Work」を「技術革新によって激変する未来の働き方」と定義します。

 われわれの働く環境に影響を与える「ワークスタイル変革」「リモートワーク」などのキーワードが、特に最近メディアなどを通じて露出していると感じませんか? ただし、これらキーワードはGoogle Trendsを見れば分かる通り、実は10年前にも話題となったワードであり、特に目新しいトレンドではありません。

 確かにわれわれの生活、労働市場は未来学者アルビン・トフラー氏が『第三の波』(NHK出版)で予言しています。それは、資本主義が蔓延したことによる「市場化」が完了した後に到来した「第三の波」により、人々のニーズは多様化・細分化され、その影響により「生活」、「労働市場」が変化してきました。
 最近になり、「The Future of Work」という名称で、世界中のさまざまな企業や団体がレポートをまとめていますが、その意味は、これからわれわれが受け入れるべき「指数関数的に飛躍する技術革新の影響により、今までとは比較にならない働き方・労働市場の激変予測」の総称です。

 技術の著しい進歩は、われわれの生活を指数関数的に激変させようとしており、世界各国でそのトレンドに拍車をかけるような事例が実際に出てきています。
 例えば、教育面においてイギリスでは、2014年から5歳の教育必須科目に「コンピューター科学」をG7で初めて採択し、7歳で簡単なプログラミングが可能となり、11歳では現在の大学学部生レベルのコンピューターサイエンスを学ぶ予定という時間軸でロードマップを描き、技術開発の底上げ・発展を推進しています。

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この記事の著者

池見 幸浩(イケミ ユキヒロ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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