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クラウディアンと電通などAI技術で車種を自動判別、最適な屋外広告の表示に成功

ディープラーニングを用いて商用化に向けた展開を視野に

 クラウディアン、電通、スマートインサイト、Quanta Cloud Technology Japan(以下、QCT)の4社は10月13日、映像から高速道路の走行車種をAI(人工知能)で自動判別し、車種別に広告を配信する実証実験の成功を発表した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] AI・機械学習 ビッグデータ

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 クラウディアンは電通、スマートインサイト、QCTをプロジェクトメンバー企業として迎え、東京・首都高3号線近くにあるビルボードに設置されたビデオカメラの撮影映像から、首都高を走行する車種をAI(人工知能)技術のディープラーニングで自動判別し、車種別の屋外デジタル広告をビルボードに配信する実証実験を行った。

 この実証実験は9月16日と17日の両日に渡って行われ、以下の成果が得られたという。

  • 道路広告でターゲティングが行える
  • ディープラーニングによって車種、メーカー、年式を認識できる
  • リアルタイム(1秒以内)に車種を判別できる
  • 高速道路走行車両の捕獲・追跡ができる
走行する車を自動認識し、車種に応じた広告を道路看板に表示する

 今後は、このディープラーニングの認識率をさらに向上させ、ビジネスモデルを検討することで、商用化に向けた展開を模索していく。また、その他の可能性として、ショッピングセンターやモールの駐車場など、ディスプレイ広告への対応も検討するという。

 また、時間帯別・車種別交通量や走行速度も自動的に計測し、数値化することが可能になる。そのため、手作業の計測データと異なり、常時正確な交通量が把握できるので、道路監視や混雑の状況確認など、汎用的な交通量調査への応用も期待されている。

実証実験で使われたシステム構成実証実験で使われたシステム構成

 なお、膨大な車種データの処理には、クラウディアンが提供するストレージ「CLOUDIAN HyperStore」が使われている。

クラウディアン株式会社 代表取締役社長CEO 大田洋氏/株式会社電通 神内一郎氏/クラウディアン株式会社 佐藤剛宣氏