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三井住友カードとVisaとGMO-PG、次世代決済プラットフォーム「stera」の本格的な営業を開始

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 三井住友カードは2019年2月にGMOペイメントゲートウェイ(以下、GMO-PG)およびビザ・ワールドワイド・ジャパン(以下、Visa)と、次世代決済プラットフォーム「stera」の構築にそれぞれ合意し、その実現に向けた企画・開発を進めていた。そのサービス内容が具体化し、本格的な営業開始を発表した。

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次世代決済プラットフォーム「stera」の概要

 steraは、三井住友カードが、GMO-PG、Visaと共同で構築した事業者向け次世代決済プラットフォーム。実際に決済が発生する店舗の決済端末やECサイトから、決済データを処理するセンター、処理をした決済データを各事業者に届けるネットワークまで、キャッシュレス決済の過程で事業者サイドが必要とする機能を一気通貫でカバーするとしている。

steraの4つのコンセプト

1:ワンストップ対応

 steraは決済手段の多様化から生じるインフラ面での課題解決に向け、2つのワンストップ化を実現。具体的にはセンター機能の一体化と、ワンストップ決済を実現する新端末の開発だという。リアル店舗・EC、双方の事業者向けに、多種多様な決済にワンストップで対応する決済インフラをご提供するといしている。

2:オムニチャネル対応:stera dashboard

 steraは、リアル店舗・EC双方の決済インフラをパッケージでご提供することで、双方の決済データの統合が可能に。事業者には、統合したデータを1つのダッシュボードで閲覧・ダウンロードできるサービスを提供するといしている。

3:グローバルレベルのネットワーク

 steraが提供するネットワークの処理能力は、Visaのグローバルなネットワークを活用しているため、毎秒65千件超の世界トップレベルのパフォーマンスを誇るという。また、steraは独自の不正検知レーダーを採用。この不正検知レーダーは、Visaが200以上の国と地域で処理をしている年間680億件超のトランザクションから導き出された不正取引の検知ロジックに、三井住友カードが50年以上培ってきた国内の決済事業運営ノウハウを掛け合わせた独自のプログラムだという。

4:新たなサービス提供:stera market

 steraでは、三井住友カードが運営主体者として、この端末上で利用できるアプリを取り揃えたアプリマーケットプレイス stera marketを展開。stera terminalは、Android OSを採用しているため、事業者は決済以外でも必要な業務アプリをダウンロードすることが可能だという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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