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PKSHA、ジャックスのクレジットカード事業での不正利用検知システムにアルゴリズムモジュールを提供

 PKSHA Technology(以下、PKSHA)は、アルゴリズムモジュール「PREDICO for Financial Intelligence」が、ジャックスのクレジットカード事業における不正利用検知システムに導入されることを発表した。

[公開日]

[著] BizZine編集部

[タグ] AI・機械学習 企業戦略 金融DX 不正利用検知

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 本取組みは、PKSHAが保有するアルゴリズムモジュールである「PREDICO for Financial Intelligence」を、インテリジェント ウェイブが提供する、ジャックスの不正利用検知システムに合わせてカスタマイズし、導入するもの。このアルゴリズムモジュールは、常に最新の不正手口を学習し続けることで、攻撃者側の変化にスピーディに対応し、高い精度で不正利用を抑止。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴うデジタル化の進展により、社会におけるキャッシュレス決済が増加しているが、同時にクレジットカードの不正利用リスクも益々拡大していくことが想定される。このような背景の中、既に「PREDICO for Financial Intelligence」は複数のクレジットカード企業に導入されているが、今後導入予定のクライアントも含めると約10兆円の国内クレジットカード決済流通網の裏でPKSHAのアルゴリズムが動作し、不正対策に貢献している。将来的には、各クレジットカード会社と協力し知見・情報を共有することで、更に高度な不正検知の手法を開発するとともに、金融システムとも連携して中小規模の金融機関にもサービスを提供する予定だとしている。

「PREDICO for Financial Intelligence」について

 「PREDICO for Financial Intelligence」は、PKSHAが展開する機械学習を用いた予測エンジン「PREDICO」を金融サービス向けに特化させたアルゴリズムモジュール。様々なユースケース向けにカスタマイズすることで、与信スコアリングや融資判断、マネーロンダリング対策、生損保の不正請求対策、EC等非対面決済の不正対策など、金融サービスのデジタル化を幅広く支援。

 クレジットカードの不正利用の被害額は年々増加しており、社会的な問題となっている。また近年の不正利用履歴のパターン認知は監視すべきデータが膨大であること、また手口も巧妙化していることから、人には難易度が高い業務となっている。この問題の解決のため、高次元の不正利用パターン認識をアルゴリズムに委ねることで、検出の精度を上げクレジットカード犯罪件数を減らすことができる。今回導入されるPKSHAのトレンド追従型アルゴリズムは、日々変化する不正手口に自動的に適応することで高い精度を実現し、従来技術では検知できなかった不正利用も誤検知率を高めることなく検知。これにより、お客さまの利便性を損ねることなく、不正対策の強化が可能となるとしている。