本システムは、以下に示す情報を計測・集計することで、建設現場で発生するCO2排出量を効率的に把握することが期待されるとしている。
- 建設現場に設置したカメラとAIの画像認識機能を用いて、建設機械の稼働状況から排出量を自動算出する「現場運用情報」
- 電気使用量や電子マニュフェストなど、外部の取引会社から提供されるデータである「外部システム情報」
- 燃料購入金額など支出・取引データを社内システムで管理する「社内システム情報」
同社は今後、本システムの建設現場への適用拡大を図るとともに、全社員が参画する環境負荷低減活動「TSA」に活用し、カーボンニュートラルに向けた取り組みを加速させていくという。また、将来的には本システムの建設業界への展開を目指し、建設業界におけるカーボンニュートラルへ貢献していくとしている。