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日産自動車と東工大、人工光合成の効率を向上させる光の短波長化材料を開発 CO2の排出削減を目指す

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 日産自動車(以下、日産)は、東京工業大学(以下、東工大)と共同で、人工光合成の効率を向上させる高性能な光の短波長化材料(固体フォトンアップコンバージョン材料:以下、UC材)を開発した。UC材は安定な固体で、高い波長変換効率を持ち、光触媒と組み合わせることで、人工光合成に利用可能な光エネルギー量を増大させるという。この技術により、排出されたCO2を原材料として利用することで、樹脂製造等における化石燃料への依存を低減することが期待されるとしている。

 日産は東工大と共同し、独自に着想した熱力学的に安定な固体相を用いることにより、自然太陽光強度の数分の1という極めて低強度な光であっても、長波長な光(緑色から黄緑色の光)を非常に高い効率(理論上限の約30%)で、幅広い人工光合成で利用できる短波長な光(青色の光)に変換する材料を開発。この技術により、人工光合成の課題であった光利用の効率を高め、CO2の再資源化を促進するという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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