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スターバックス、環境配慮型店舗「スターバックス コーヒー 道の駅みのりの郷東金店」を6/1オープン

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 スターバックス コーヒー ジャパンは2022年6月1日(水)、千葉県東金市に、国産材を使用した木造で、内外装の一部に千葉県産のサンブスギを用いたドライブスルー型店舗「スターバックス コーヒー 道の駅みのりの郷東金店」をオープンする。スターバックスが全世界で展開する環境配慮型店舗の国際認証「Greener Stores Framework」を取得したグリーナーストアの国内2号店で、店内利用時はマグカップ、または樹脂製のグラスでドリンクを提供し、使い捨て資材の削減を進めるという。

 また、東金市、三友プラントサービスと締結した「包括連携協定」に基づき、コーヒー抽出後の豆かすの地域内リサイクルループや食品廃棄物のたい肥化、自然エネルギーの災害時連携など店舗や道の駅を拠点に循環型社会の形成を三者で目指し、地域コミュニティへ貢献を目指しているとした。

店舗から出るコーヒー豆かすを飼料化し、より地域に根差したリサイクルループに

コーヒー豆かすを飼料化

 スターバックスでは、店舗から出る食品廃棄物の約70%を占めるコーヒー抽出後の豆かすをリサイクル。関東や関西の約200店舗で回収して飼料にリサイクルし、育てられた乳牛のミルクを店舗で使用するリサイクルループの仕組みを取り入れている。今後、道の駅みのりの郷東金店から出た豆かすを近隣の工場で飼料化し、市内の牧場で活用し、道の駅内で乳製品を販売する仕組みを三者で協業して構築し、地域内の資源循環を目指すという。

 また、店舗から出る食品廃棄物の一部は、道の駅内に設置されたコンポストを用いて、たい肥化し、道の駅で活用するなど三者で食品廃棄物の資源循環を進めていく。コーヒー豆かすの飼料やたい肥の資源循環を通して、「千葉県立農業大学校」などとともに地域、そして地球の未来にとってポジティブな方法を模索するとした。

太陽光パネルのエネルギーを店舗で使用。災害時は、非常用電源としての活用も

太陽光パネルのエネルギーを店舗で使用

 スターバックスは、リソースポジティブの目標の一つとして、2030年までに二酸化炭素(CO2)排出量50%削減を目指している。日本国内において、直接電力の契約が可能な路面の直営店すべて(約400店舗)で再生可能エネルギーに切り替えている。道の駅みのりの郷東金店は、屋根に太陽光パネルを設置し、そこから生み出されたエネルギーを店舗の電力として一部使用するほか、災害時についても、晴天時は非常用電源として活用できる。

環境に配慮した国産木造。地元のサンブスギやラカンマキを通して感じるぬくもり

環境に配慮した国産木造

 スターバックスは、環境負荷を低減し、木材資源の循環に貢献しながら、豊かな自然のある未来に思いをはせるきっかけをつくれるよう、CO2固定の機能があり、建築時にCO2排出も少ない木造店舗の出店を進めている。道の駅みのりの郷東金店は、国産材を活用したぬくもりを感じる木造で、店舗入り口付近の壁材には、千葉県産の「サンブスギ」を用いている。また、店舗を囲む植栽には、「植木のまち」と言われる東金市の木に指定されている「ラカンマキ」をはじめ、四季ごとに表情を変える木々や草花を植えるという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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