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御殿場市とトラストバンク、「デジタル田園都市国家構想」の第一弾としてデジタル地域通貨を導入

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 静岡県御殿場市とトラストバンクは7月20日より、自治体向け地域通貨プラットフォームサービス「chiica(チーカ)」を活用し、デジタル地域通貨の導入を開始する。

 御殿場市は、令和4年度の重要施策のなかで静岡県とともに推進している「デジタル田園都市国家構想」の第一弾として、デジタル地域通貨の導入により地域経済の循環を図る。また、プレミアム付き商品券のデジタル化をはじめ、マイナンバーカードの普及促進のためマイナポイントとの連携や、SDGsに関するポイントをデジタル地域通貨に統合することで、市民の利便性を向上させるという。

 トラストバンクは、“誰でも”使える地域通貨の実現を目指し、アプリとカードのハイブリッド型でchiicaを提供。また、実施する事業や施策ごとに有効期限や加盟店を限定するなど、自治体の様々な事業を自由に設計・地域通貨に統合できることで、地域経済活性化や地域課題解決、地域住民の行動変容を目指すとしている。

 なお御殿場は、地域通貨の名称・単位の公募を行い、名称を「富士山Gコイン」、単位を「ダラー」に決定した。

 両者は、御殿場市独自のデジタル地域通貨である「富士山Gコイン」を地域活性化、市内経済循環、地域課題の解決に活用していくという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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