SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

Biz/Zineニュース

NEC、データドリブン型ものづくりを支援する製品群を強化 7大ロスの改善に寄与する新機能を提供開始

  • Facebook
  • X
  • Pocket

 NECは、工場内の現場(設備・人)データに加え、サプライチェーン上の出来高・品質・在庫データ等ものづくりデータを集約し、見える化・分析を行う基盤「NEC Industrial IoT Platform」の機能を強化。このプラットフォームと連携する新サービスを12月20日から提供開始した。

図1:NEC Industrial IoT Platformをはじめるとする関連ソリューション
図1:NEC Industrial IoT Platformをはじめるとする関連ソリューション
クリックすると拡大します

強化のポイント

1.ものづくりDX改善ガイド

 NEC Industrial IoT Platform のデータ基盤を強化し、データの活用方法に悩む製造現場の管理者向け機能として「ものづくりDX改善ガイド」を新たに提供する。また、基幹システムや生産実行システム等とのデータを統合するためのデータ連携機能を実装することで、製造指示データから、設備・人、検査実績まで様々な項目で関連付けられるデータモデルを保有できるようになる。これにより、設備稼働と人の動き、設備稼働と品質不良発生が同時に分かり、工場・会社を横断した改善につながる分析も可能となる。

 ものづくりDX改善ガイドでは、設備が原因となって生じる7大ロスについて、KPIツリーで全体を俯瞰し、設備やラインの時間稼働率(停止ロス)の低下、サイクルタイムの悪化、良品率の悪化といった課題ごとに、データの収集方法や分析手順、改善事例を得ることが可能となる。

 課題解決に向けた改善のシナリオは、今回の第一弾で21種類を提供。また、KPIと紐づく改善シナリオ、標準化された画面、顧客が自由に分析できるサンプルデータ、初心者でも利用可能なガイド類含め、必要なものが一式揃っており、自律的なデータドリブン改善活動の定着化、改善PDCAサイクルの高速化に貢献するという。

図2:ものづくりDX改善ガイド 7つの構成要素
図2:ものづくりDX改善ガイド 7つの構成要素
画像キャプションを入れてください

2.サプライチェーンアナリティクス基盤サービス

 このサービスでは、サプラチェーン全体で品目群別にストックポイントの在庫状況をわかりやすく可視化・分析するアプリケーションと在庫適性化に向けた分析サービスをセットで提供する。

 具体的には、どの工程で生産の過剰・不足があるかを可視化。これにより、ストックポイントごとに経営と全部門が同時に俯瞰して見ることで、過剰生産を抑え在庫適正化を目指す。

図3:サプライチェーンアナリティクス基盤サービス画面イメージ
図3:サプライチェーンアナリティクス基盤サービス画面イメージ
画像キャプションを入れてください

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
関連リンク
この記事の著者

BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング