HRテクノロジーコンソーシアムとHR総研、MS&ADインターリスク総研は、共同で「人的資本調査2023」を実施し、参加企業の中から優れた人的資本経営・開示の取り組みを行っている「人的資本リーダーズ2023」および「人的資本経営品質2023」の受賞企業を決定した。
「人的資本リーダーズ2023」の概要
人的資本経営と開示に関する企業・団体などの取り組み状況を調査する「人的資本調査2023」を実施し、上場企業を中心に233社から回答があったという。
これら233社の中から学識経験者4名による選考を行い、優れた人的資本経営・情報開示に取り組む企業を「人的資本リーダーズ2023」として8社選定したと述べている。
選定企業(50音順)
- エーザイ
- KDDI
- シスメックス
- SHIFT
- 双日
- 日東電工
- 日立製作所
- ユニ・チャーム
学識経験者4名(「人的資本リーダーズ2023」選考委員)
- 岩本隆氏(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任教授)
- 松田千恵子氏(東京都立大学大学院 経営学研究科 教授 / 東京都立大学 経済経営学部 教授)
- 谷口真美氏(早稲田大学 商学学術院(商学部および同大学大学院 商学研究科)教授)
- 大木清弘氏(東京大学大学院 経済学研究科 准教授)
「人的資本経営品質2023」の概要
人的資本調査の回答結果を定量分析し、人的資本経営・開示の取り組みが高水準で実践されていると認められた企業を「人的資本経営品質2023」として表彰。最も取り組み水準が高いと認められる「ゴールド」を16社、次いで水準が高い「シルバー」を19社選定したという。