丸井グループは、インパクト(社会課題解決)に関する取り組みを記載した「IMPACT BOOK 2025」と、ESGに関するパフォーマンスデータを詳細に記載した「ESGデータブック 2025」を発行した。

「IMPACT BOOK 2025」について

同社グループは、インパクトと利益の両立を目指し、機能や価格ではなく一人ひとりの感情や価値観が原動力となって動く、新しい経済のあり方として【「好き」が駆動する経済】という新たな経済のビジョンを描いた。今回の「IMPACT BOOK 2025」では、【「好き」が駆動する経済】の具体的戦略と、インパクト実現に向けた道筋を説明している。
ポイント
- インパクトと事業戦略を統合した「経営ビジョン&戦略ストーリー2031」を策定・公表
- 丸井グループが捉える社会課題とめざす姿を明確化
- インパクトテーマの見直しとそれに基づくインパクトKPI・財務価値を設定
- 財務価値のうち、インパクトに直結する財務価値を新たな目標として設定
- テーマ別のロジックモデルを1つに統合し、アウプット・アウトカムに関する指標を明確化
- インパクトと利益が両立する、新たな具体事例の創出
「ESGデータブック 2025」について

「ESGデータブック 2025」は、「共創経営レポート」「共創サステナビリティレポート」やWebサイトなどで開示しているESG関連のパフォーマンスデータを集約したもの。今期のトピックなどをレビューとして取りまとめ、同社コーポレートサイトに掲載している。
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