MIXIは、データブリックスが提供する「Databricks Data+AI プラットフォーム」を全社のデータ・AI基盤として採用したと発表した。2026年6月から全従業員に導入している。全社のデータを集約し、人とAIエージェントがともにデータ分析を行える環境を整えることで、意思決定の迅速化と事業価値の創出を目指す。

同社は、意思決定からユーザーに価値を届けるまでのリードタイム(TTM)の短縮を、競争力の核のひとつと位置づけている。しかし、データが部署や個別のツールに蓄積されていたため、全社横断での比較・分析や、意思決定のどこに時間がかかっているかを客観的に把握することが難しかった。従業員が専門部門に分析を依頼し、結果を待つプロセスも残っていた。加えて、AIも適切な権限のもとでデータを利用でき、機密データについては厳格なガバナンスを維持できる基盤が求められていた。
今後は、主に次の取り組みを段階的に推進する。分散データの統合と全社横断での活用、データの権限管理や生成AI・LLMの利用状況・コストの可視化、AIアシスタント機能「Genie」などを使った従業員自身による自然言語でのデータ分析である。さらに、人と同じ権限体系のもとで重要な判断に人の承認を組み込んだAIエージェントの構築・運用や、TTMの自動計測にも取り組む。
すでに「モンスターストライク」では、データ基盤の移行を生成AIで加速するなどの活用が始まっている。執行役員 CTOの吉野純平氏は、いずれは活用対象データの100%をAIが利用可能な状態にすることを目指すとした。
吉野氏は、2026年11月27日に開催されるデータブリックス主催のイベント「DATA + AI World Tour Tokyo」に登壇し、同事例などを紹介する。
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