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英語で読むイノベーション最新動向

英語で読む自動運転のトレンド、キーワードは「Passenger Economy」

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今回からグローバルIT企業で活躍する著者に「英語で読むイノベーション最新動向」を連載していただきます。第一回目のテーマは「自動運転」です。

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最新の海外のビジネスの動向は、英語の原文記事にあたるのが一番の早道。そこで、いちはやく最新動向は知りたいけど、英語の記事を読むのは、少し抵抗を感じるという読者を対象に、「英語で読む最新イノベーション動向」をお届けします。
毎回、IT業界などの旬なテーマに着目し、そのテーマに即した、英文記事を取り上げて、キーフレーズやキーワードを学んでいきます。

第1回のテーマは、「自動運転」です。今回紹介する調査でも、「自動運転」と関連するモノやサービスが生み出す市場は、2050年までに、770兆円という巨大な市場に成長する見込みということが発表されています。この巨大市場での将来のプレゼンス獲得に向けて、すでに、自動メーカー、ベンチャー企業、巨大IT企業の各社が入り交って、「自動運転」への投資強化がはじまっています。

今回は、第1回目ということで、「自動運転」の詳細に入る前に、市場規模の予測について、米大手半導体企業Intelと米調査会社Strategy Analyticsが、発表した「Accelerating the Future: The Economic Impact of the Emerging Passenger Economy」という調査レポートを紹介します。

Source:
https://newsroom.intel.com/newsroom/wp-content/uploads/sites/11/2017/05/passenger-economy.pdf

こちらの調査のKey findingsには、「パッセンジャーエコノミー」(乗客経済)と定義した、770兆円(7兆ドル)という巨大市場の内訳が、どの分野の成長によるものかの予測と、もたらすメリットについて紹介がまとめられています。その部分の英文を調査レポートの一部分ですが紹介します。(レポート5-6ページ)

■調査レポート原文(一部を抜粋)


Consumer use of a range of Mobility-as-a-Service offerings will account for US3 trillion in revenues, roughly

43 percent of total revenues. Industries like transportation and freight delivery and sales and service fleets will utilize pilotless vehicle technology to reshape their fundamental businesses and to leverage new opportunities.

In terms of the other economic and social impacts of the Passenger Economy Strategy Analytics expects that:

・Conservatively, 585,000 lives can be saved due to pilotless vehicles in the era of the Passenger Economy from 2035 to 2045. This is nearly as many people that live in the city of Dusseldorf, and would fill the Melbourne Cricket Grounds nearly six times over.

・Pilotless vehicles will free more than 250 million hours of consumers’ commuting time per year in the most congested cities in the world.

・Reductions in public safety costs related to traffic accidents will amount to more than US$234 billion over the Passenger Economy era from 2035-2045.

主要ポイント解説

調査レポートには、将来は、コンシューマー市場が56%で3.7兆ドルを占め、市場の成長をけん引。「パッセンジャーエコノミー」がもたらす価値は、主には、人の命が失われる交通事故の減少、交通事故にかかわる、公共的な安全コストの削減、通勤にかかわる運転時間の削減などが挙げられています。

主要ポイントに関連する英語

Consumer use of a range of Mobility-as-a-Service offerings will account for US$3.7 trillion, nearly 55 percent of all revenues.

コンシューマーが様々なMobility-as-a-Serviceを活用することで、3.7兆ドル、市場の55%を占める。

The evolution and mass adoption of Mobility-as-a-Service by consumers is central to the emergence of the Passenger Economy.

コンシューマー分野でのMobility-as-a-Serviceの革新と一般的な利活用の広がりが、パッセンジャーエコノミー創発の中心となる。

Business use of Mobility-as-a-Service will generate US$3 trillion in revenues, roughly 43 percent of total revenues.

ビジネス分野でのMobility-as-a-Serviceが3兆ドル、約43%の市場を占める。

Conservatively, 585,000 lives can be saved due to pilotless vehicles in the era of the Passenger Economy from 2035 to 2045.

パッセンジャーエコノミーが普及する2035年から2045年で、保守的に見ても、58.5万人の命がパイロットレス車によって救われる。

Pilotless vehicles will free more than 250 million hours of consumers’ commuting time per year

パイロットレス車により年間2.5億時間以上の通勤に費やす運転時間を開放できる。

Reductions in public safety costs related to traffic accidents will amount to more than US$234 billion over the Passenger Economy era from 2035-2045.

パッセンジャーエコノミー(乗客経済)が普及する2035年から2045年で、交通事故に関連する公共的な安全コストが、2340億ドルが削減できる。

まとめ

当レポートを作成したIntel社は、自動運転への投資を大幅に強化しているIT企業の1社でもあります。 このレポート自体も同社の期待を込めたものであるとともに、関連する利害関係者に、投資のもたらす可能性や価値を説明する役割も果たしています。興味を持った方、より詳しい情報を知りたい方は、ぜひ、当レポートをダウンロードの上、ご一読ください。

◎インテル『STRATEGY ANALYTICS』
https://newsroom.intel.com/newsroom/wp-content/uploads/sites/11/2017/05/passenger-economy.pdf

本記事の著者も、3人の開発チームの1人として参画している、英語学習iPhoneアプリ『日本人全員英語しゃべれる化計画』
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この記事の著者

住吉敏治(スミヨシ トシハル)

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