日本においてFinTech(フィンテック)という言葉が注目を集めるようになった現在、 決済の領域では特に多くのサービスが登場。その中で「BtoB向けの決済代行サービス」も徐々に広がりを見せているという。BtoBの決済業務は与信から貸し倒れの処理まで多岐に渡り、負荷が高い業務。決済業務の負荷を軽減するようなBtoB決済代行サービスが数多く登場しており、乱立するBtoB決済代行サービスは実に多様で、事業者は自社のニーズにあった決済代行サービスを検討することが困難な状況にあるとしている。
上記のような状況から、ネットプロテクションズでは「国内フィンテックBtoB決済代行サービス」のカオスマップを作成したと、その意図を語る。
2019年最新版では、BtoBの取引において多く用いられている「請求書」を用いた決済代行サービスを掲載。請求書決済に係る業務のうちどの工程を代行するかに基づき、各サービスを分類。
各項目の用語解説
- 与信:独自の与信管理のしくみにもとづき、 取引可否を確認する業務
- 請求書発行:取引先の事業者に対し請求書を発行・送付する業務
- 入金管理:売掛金の請求額と入金情報を照らし合わせ、 正しく回収できているか確認する業務
- 督促:取引先に対して支払いが遅延している債権の入金を促す業務
- リスク保証:掛け売りの代金をすべて立て替えることで、 万一の貸し倒れの場合も100%代金を保証すること