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日立製作所、110年のあゆみを紹介するウェブサイト「Hitachi Origin Story」を開設

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 日立製作所は、日立の110年のあゆみを紹介するウェブサイト「Hitachi Origin Story(日立オリジンストーリー)」を開設した。

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 日立製作所(以下、日立)は「2021中期経営計画」において、社会イノベーション事業による顧客の社会価値、環境価値、経済価値を向上させることを目標としている。世界中の従業員ひとりひとりが、この「Hitachi Origin Story」を通じて、過去に学び、未来を考え、社会への貢献を続けていくことを狙いとしている。

 本サイトでは、1910年の創業以来110年にわたり、創業者である小平浪平氏の思いである「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」を企業理念として受け継ぎながら、日立が世界中の人々と協創し、それぞれの時代の社会課題を解決するために取り組んできたあゆみをわかりやすく紹介。

Hitachi Origin Story

Hitachi Origin Story

 日立は、1910年に茨城県日立市で5馬力誘導電動機(モーター)の製造によって創業して以来、創業110周年にあたる2020年に至るまで、社会課題の解決、即ち社会価値の創出・提供を続けてきた。また、創業者である小平浪平氏の「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」という志は日立の企業理念となり、その実現に向けて先人たちが苦労を積み重ねる中で形づくられた日立創業の精神「和」「誠」「開拓者精神」を受け継いできた。

 日立では、こうした企業理念、創業の精神などの日立の原点やこれまでのあゆみを、日立グループの従業員だけでなく、顧客やパートナーなど世界中に広がるステークホルダーに紹介するとともに、未来の社会について考える機会を創出する新たな取り組みを推進している。その一つとして、歴史遺産の展示施設などからなる「日立オリジンパーク(仮称)」の開設(2021年度上半期予定)に向けた準備を進めている。

 そして、もう一つの取り組みとして、デジタルコンテンツを拡充・強化し、日立のこれまでのあゆみを紹介するウェブサイト「Hitachi Origin Story」を開設。日立の110年の歴史の中から選んだ企業理念や創業の精神を体現した出来事を、映像や電子ブック形式の読み物コンテンツ(日本語および英語)で紹介する。また、ソーシャルメディアでの発信も行うことで、さまざまなステークホルダーにタイムリーに届けるとともに、世界中の従業員が企業理念や創業の精神を振り返り、自ら社会価値の提供を考える契機としたいと述べている。

 日立の創立記念日である7月16日を前に、第1弾として、創業者の小平浪平氏がどのような時代・社会に育ち、どのような志をもって日立を創業しようとしたのかを描いた「創業者・小平浪平の志」、創業から株式会社としての独立までを描いた「日立製作所の誕生」、現代社会で欠かすことのできないコンピューター事業への取り組みを描いた「社会を支えるコンピューター開発」の、3つのコンテンツを公開した。今後、2021年度にかけて計8つのコンテンツを順次公開していくとしている。

「Hitachi Origin Story」の特徴とコンテンツ一覧(予定を含む)

 歴史の紹介にとどまらず、その時々の時代背景において、人びとのくらしを豊かにするため、当時の開発者や担当者たちが志した想いを紹介。創業由来の場所や日立のこれまでのあゆみに関連した場所をウェブサイト上で訪問できる「Trail Map」を導入。現在の小平記念館(2021年度上半期中に閉館予定)をデジタルで再現。動画にして永久保存する。

  1. 「創業者・小平浪平の志」:外国製品が主流の時代に、「国産技術で社会を豊かにしたい」という創業者・小平浪平氏の志を紹介
  2. 「日立製作所の誕生」:創業間もない日立が、幾多の困難を乗り越え、株式会社として独立するまでのストーリーを紹介
  3. 「事業基盤の強化」:社会への貢献のため、関東大震災における被災地の復興支援を優先したエピソードを紹介
  4. 「社会を支えるコンピューター開発」:単なる計算機ではなく、社会に役立つコンピューターを志向した開発者の思いを紹介
  5. 「社会インフラの充実へ」:人びとの生活を支え、社会に貢献するためのインフラ事業への取り組みを紹介
  6. 「三種の神器から3Cの時代へ」:高度経済成長期、くらしを豊かにするために取り組んだ家庭用電化製品事業にまつわるストーリーを紹介
  7. 「鉄道と制御技術」:車両製造から運行管理まで、幅広く鉄道システムづくりに取り組んできたあゆみを紹介
  8. 「経営危機からの復活」:社会イノベーション事業への注力により、経営危機からV字回復を果たす日立の挑戦を紹介

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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