「インタープレナー」および「SUNDREDコミュニティ - インタープレナーの集い - 」について
「インタープレナー」とは、社会の変化や課題に敏感に反応し、自分の意思で新しい目的の共創や実現のためのプロジェクトに参加し、「社会人」として社会と価値交換を行っていく個人のこと。「インタープレナー」という言葉は1995年に経営学者の寺本義也氏の論文において発表されており、25年経った今まさに必要なコンセプトであるとしてSUNDREDの取り組みにおいて使用している。SUNDREDの新産業共創プロジェクトは、インタープレナーたちによって推進されている。所属する組織の枠を超えたオープンかつフラットな対話を通じて共感する目的を共創し、さらにエコシステム仮説の共創、その中核となるトリガー事業の創出を行い、新産業の共創を行うとしている。
今回、インタープレナーやその候補者が、自分たちこそ新産業共創の主役であると自覚し、共に学び合い、価値創造の活動を活性化していけるように、インタープレナー同士が集まり対話と共創をする「SUNDREDコミュニティ - インタープレナーの集い - 」をスタートする。活動は主にFacebookグループ「SUNDREDコミュニティ - インタープレナーの集い - 」で行うのだという。
コミュニケーションはもちろん、以下活動を不定期で実施していく予定で、各活動の案内も、コミュニティグループで告知する。
- 新産業共創プロジェクト別ワークショップ
- 産業別座談会(動向トピックスや有識者セッション)
- 新産業大喜利(テーマ別 LT会 発表形式)
- #タグ別座談会(自己紹介、交流)
SUNDREDの新産業共創プロジェクト
SUNDREDでは昨年7月新産業共創スタジオのローンチ以来、「ユビキタスヘルスケア産業」「フィッシュファーム産業」「ハピネスキャピタル産業」等の約10個の新産業プロジェクトを推進中。社会起点の目的を多様な社会人との対話の中から共創し、駆動目標となるエコシステム仮説に落とし込み、エコシステム構築の中核となる事業(トリガー事業)を創出し成長を加速していくことで、エコシステム構築を進めていく。アカデミアの知見とプロジェクトの実践を融合させた「新産業共創プロセス」「新産業テーマ創出フレームワーク(HASEモデル)」、目的志向で行動する社会人「インタープレナー」のネットワークを通じて、新しいパラダイムに求められる新産業の創出・開発を加速していく。
報酬制度の導入について
インタープレナー向け報酬制度は、トリガー事業の企業価値の増分の一部を、エコシステム構築を通じて成長に貢献したインタープレナーに還元していく、というコンセプトでプロジェクトごとに設計し導入していく予定。具体的には信託型ストックオプションの活用等を想定しているが、各プロジェクトの実情に沿った形での設計となる予定。インタープレナー間の配分はプロジェクトへの貢献度によるものとし、それには「幸せなチームが高い成果を上げる」という研究結果から「ハピネスフォワード」(チームを幸せにしたかどうか)の仕組みを取り入れる。新産業は「Society 5.0」(人間中心の社会)の実現に関わるものであり、また、一人の人間が働く人でも生活者でもあり得るということから、サービス提供者側とユーザー側と双方が「ハピネスフォワード」を行っていく世界観を実現したいと考えている。この思想に基づき、インタープレナーの評価においてもプロジェクトにおける「ハピネスフォワード」の要素を考慮していくとしている。
コミュニティへの参加を希望する場合は、Googleフォームでの事前登録のうえFacebookグループの参加リクエストが必要。詳しくは関連リンクのインタープレナーコミュニティページから。