このプロジェクトは、制度、プロセス・組織、ITにデータ・人を加えた「三位一体 Plus Oneの改革」を約150のサブプロジェクトで遂行。これにより、デジタル基盤構築や改革手法のノウハウを蓄積するとともに、自身の取り組みをリファレンスモデル化し、顧客の課題解決に向けてオファリングとして提供するという。
同社は、プロジェクトの内容として以下を挙げている。
CEO直下に本プロジェクトを遂行する「Transformation Office」の立ち上げ
ファイナンス、人事、マーケティング、営業など複数部門の多彩なメンバーにより、すべての経営陣・組織・社員と連携して約150にわたる全社プロジェクトを遂行する。
End to End データドリブン経営の推進
コーポレート機能およびコーポレートガバナンスの再構築と、営業・経理・財務などの各領域情報を一元的に管理できる仕組みを構築し、データを中心として経営戦略を実行する体制に変革。財務・非財務横断でのデータ基盤を、統一したアーキテクチャに再構築し、同社のAIを活用して高度化を目指す。
Smart Workのさらなる進化
信頼・挑戦・成長・誇りの4つの経験をサポートする「働きがい創造モデル」を策定することで、社員の自律的なキャリアデザインを可能にし、働きがいを実感できる環境を提供する。
次世代デジタル基盤改革
コーポレート・トランスフォーメーション実現に向けて、2025年までに700超の社内システムをモダナイゼーションし、次世代デジタル基盤への変革に取り組む。同社が保有する技術とエンジニアリング手法などを積極的に取り入れるとともに、ここで得た知見でオファリングをさらに強化していく。