今回の発足により、電通の「生活者・顧客接点・顧客体験」起点の統合ソリューション力と、ドリームインキュベータの「社会課題×(政策・戦略・技術)」起点で新事業を生み出すビジネスプロデュース力を生かし、企業の変革と事業成長を支援するという。
また、本チームによる取り組みの第1弾として、「カーボンニュートラル・トランスフォーメーション・プログラム」の提供を開始するとしている。プログラムの特徴は以下の通り。
「0 → +」の積極的な対応による企業の変革と成長を支援
既存事業の枠組み内でCO2削減を行う「- → 0」の対応のみならず、「0 → +」の積極的な対応を目指し、企業の変革と成長を支援するという。
R&D・事業部・財務・広報/IR横断で経営支援
ESG、CN、SDGsなど、その発信と領域によって担当部署が分断され、個々で取り組みが行われている課題を解決するため、CEO・経営と向き合いながら各領域の横断組織を組成し、その伴走パートナーとして実行を支援するとしている。
企業間をつないだネットワーク、共同事業運営の設計
CN経営を一企業での活動でとどめず、政府・自治体、他企業との連携や、複数の企業群を束ねるコンソーシアム・プラットフォーム・共同事業の設計支援も実施。また、CN以外の領域においても、電通グループのSDGsに関する情報収集・アクティベーション支援組織「電通 Team SDGs」や、大学・専門機関や専門家、各領域の企業とも連携しながら、ソリューションの幅を強化・拡大していく予定だという。